皆さんは、本は読みますか?今や、電子書籍の時代にはなりましたが、やはり紙の実感を味わいながら本を読みたいと考える方も多いのではないでしょうか?
本とひとことに言っても、週刊雑誌や単行本などさまざまな種類の本がありますよね。しかし、週刊雑誌などとなると毎週、溜まっていってしまうので困っている方も多いのではないでしょうか?
週刊誌と言えど、1冊1冊異なるので保管しておきたいという方もいますよね。しかしながら、週刊誌の場合、当然、毎週、購入をするものなので、どんどん増えてしまい、おうちを圧迫します。
そのため、どのように処分をしていったらいいか迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、東京都における本や紙類の処分方法についてご紹介していきます。無駄にならない処分方法についても解説していきますので、最後まで是非、ご覧ください。
買取か処分かの基準は?
実際に本などを手放そうと考えた場合に、そのまま処分するべきか買取をしてもらうべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
可能であれば、無駄のないかたちで本を手放したいですよね。
こちらでは、処分するべきか買取をするべきか迷った時の基準はどのようになるのか見ていきましょう。
本の状態をチェックする
本の保存状態が良い場合は、買取をしてもらうという選択肢も生まれますよね。買取が可能かどうかの判断としては、状態をよくチェックしてみるといいかもしれません。
なお、下記のような場合は買取が難しい可能性もあります。
- 汚れが目立つ
- ページが日焼けしてしまっている
- 折り目が多くついている
- ページが破れてしまっている
- 直接、メモをしてしまっている
本の処分方法は?
それでは実際に、本を処分する方法としては、どのようなものがあるのでしょうか?
確かに、いくつかの方法はありますが、処分にかける予算や状態によって選択する処分方法は変わってきますので、それぞれの方の状況に合った処分方法を選択するようにしましょう。
資源ゴミとしての処分
本の処分方法には、後ほどご紹介する買取という手段もありますが、買取にて価格のつかなかったもののほとんどが、古紙リサイクルの対象となります。
せっかく購入した本をゴミとして処分されてしまうことに抵抗がある方も多いかとは思います。しかし、買取ではなくお住まいの各自治体の資源ゴミにて古紙として回収されたとしても、同じようにリサイクルの対象となるのです。
ただ、可燃ゴミとして出してしまうと回収してもらえない場合があり、ゴミ収集業者の方や近所の方の迷惑となってしまうため、きちんと古紙として出すようにしましょう。
また、少量から大量の本まで回収してもらえるので手軽に処分することができます。しかし、大量の本を処分するとなると運ぶが、かなり大変になあるため日頃から計画的に処分していくと良いでしょう。
各自治体などの身近な場所にて処分をおこなうことで、輸送にかかる費用を削減することになり、エコにも繋がります。
処分の際は紙類がバラバラにならないようにすることも大切
本を資源ゴミとして処分する際は、運搬中にバラバラになってしまわないように、しっかりとビニール紐などでまとめておくことが大切です。
もし、バラバラになってしまうと回収してもらえない場合もあるので、注意が必要です。
古紙回収センターへの持ち込みによる処分
資源ゴミとしての処分の場合ですと、どうしてもお住まいの各自治体の回収日に合わせなければなりません。忙しい方だと難しい場合もあるかと思うので、その場合は古紙回収センターに持ち込んで処分をすることをおすすめします。
なんと、古紙回収センターは24時間365日、回収を受け付けていて自身の都合のいいタイミングで処分をすることが可能となっています。また、多くの古紙回収センターにおいてドライブスルー方式となっているので、気軽に大量の紙類を処分することができるだけでなく、費用もかかりません。
ただ、商業施設内に設置されている場合、商業施設の営業時間により24時間いつでも処分できなくなってしまいます。しかし、休日や祝日でも利用することができるので、比較的ご自身の都合に合わせて処分することが可能です。
また、古紙回収センターまではご自身で運搬しなければなりません。お住まいの近くに古紙回収センターが無い場合、少量の本であれば特段問題ないですが、大量の本を処分するとなると、かなり大変ですので別の処分方法を検討してみると良いでしょう。
場合によっては、ダンボールのみ回収可能で本の回収ができない場合や、本の量が制限されている場合がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
リサイクルショップで処分
新しい本や古い本でも1度リサイクルショップへ持ち込んでみるのも良いでしょう。
もう読まなくなってしまった本から利益が得られるので、お得に処分することができます。ただ、値段がつかない場合もありますが、無料で引き取ってもらえる場合もあるので、査定してもらった時に確認しておくと良いでしょう。
リサイクルショップでは、希少本や専門書、人気作家の本などは買い取ってもらえやすい傾向があり、なおかつ高額買い取ってもらえる可能性があります。一見、古い本に価値が無いように感じるかもしれませんが、絶版になってしまった本だったということもあります。
また、状態が良ければ良いほど高く買い取ってもらえる可能性が上がりますので、持ち込む前に拭き取ったり、値段シールを剥がしておくと良いでしょう。マンガ本などは、巻数を揃えてセットで持ち込むと高額になりやすい傾向があるので、まとえて買い取ってもらうようにしましょう。
以下に3店舗まとめてみました。
店舗 | 買取方法 | 注意点 |
---|---|---|
ブックオフ | ・店頭買取・宅配買取・出張買取センター・店舗出張買取 | ※宅配買取の場合、梱包材は自己負担 |
買取王子 | ・宅配買取 | ※梱包材を無料で送ってくれる |
Vaboo | ・宅配買取 | ※梱包材・送料は自己負担ただし、送料は査定額より差し引かれる |
事前査定サービスでの買取による処分
買取をしてもらえるのか検討もつかないような場合には、通常の買取ではなく事前査定サービスでの買取を利用してみるといいかもしれません。
現在では、スマホで写真を撮るだけで本の価格を確認することができるアプリなども登場しています。
事前査定サービスによってきますが、本棚の写真を撮ったり、本の裏面にあるバーコードの写真を撮るだけで良いので、手軽に査定してもらうことが可能です。
また、買取方法も豊富にあり、出張買取や宅配買取、持込買取があります。
下記に各買取方法のメリット・デメリットをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
手段 | メリット | デメリット |
---|---|---|
出張買取 | ・自宅まで回収に来てくれる | ・古書店と自分の都合のいい時間調整をする必要がある ・条件により全て引き取ってもらえない場合がある |
宅配買取 | ・都合のいいタイミングで本を出せる ・非対面で取引が可能 | ・送料や、梱包材費用が自己負担になる場合がある |
持込買取 | ・営業時間内であれば、いつでも持込ができる | ・店舗まで運搬する必要がある |
フリマアプリによる処分
今や、フリマアプリはとてもスタンダードなものとなりました。
毎日、さまざまな商品が取引されているこのフリマアプリ。買取をしてもらえない可能性が高いと分かっていても、処分はしたくないという場合もありますよね。
そういった場合は、フリマアプリに出品してみることをおすすめします。フリマアプリにおいては、たとえ紙類の状態が悪かったとしても、欲しいと思ってくれる方が必ずいるというのが、魅力の1つです。
また、新品の本であれば1度読んですぐ出品すると、定価と同じくらいの金額で売却することができる場合があります。ただし、本にもよってくるので必ずしも、定価と同じくらいで売れるとは限りません。
古い本の場合、安い価格で売却できる場合があります。しかし、梱包材や送料を考えて価格設定をしないと利益がマイナスになってしまうことがあるので、注意が必要です。
また、必ずしも売却できるとは限りませんので、場合によっては長期間保管しておかなければいけなくなってしまうこともあるでしょう。
あまりにも購入してもらえない場合は、再度出品し直すか、もしくは別の処分方法を検討してみると良いでしょう。発送の準備や梱包など手間は発生してしまいますが、人気の種類の紙類であれば予想外の価格で売れることもあるのでメリットです。
ちなみに経験則のお話にはなりますが、買うと1500円以上するような参考書・専門書などは、比較的高くすぐ売れるはずなので、メルカリ等でチャレンジしてみましょう。
古書専門店への持ち込みによる処分
フリマアプリなどで売れなかった場合であっても、古書専門店では価値があり、高い値段で売れるということも十分、考えられます。
自身も気がついていなかった貴重なものである可能性もあるので1度、古書専門店にも足を運んでみることをおすすめします。
ただし、必ずしも買い取ってもらえるわけではないので注意が必要です。例えば、買取してほしい本が店舗にたくさんある場合や、かなりマイナーで需要が無い本だった場合などは、買い取ってもらえないことがあります。
また、査定に時間がかかってしまうこともあります。店舗が混んでいる場合は、1時間程度はかかってしまう可能性があるので、注意しておきましょう。
こちらの方法で処分する場合は、余裕をもって行動すると良いでしょう。
家族や友人に譲渡して処分
身近に読書を楽しんでいる家族や友人がいるのであれば、1度声をかけてみるのも良いでしょう。
家族や友人が、ご自身が処分したい本を持っておらず、読んでみたいと興味を持ってくれるのであれば、譲渡してしまうのも1つの方法です。ただ、こちらの方法も必ずしも貰ってくれるとは限りません。
家族や友人に声をかけてみたが貰ってくれる人が居なかったり、身近に読書を楽しんでいる人がいない場合は、ジモティーなどの掲示板で譲渡することも可能です。
しかし、家族や友人に譲渡するにしても、ジモティーなどの掲示板で譲渡するにしても本の状態はしっかり相手に伝えておかないとトラブルのもととなってしまうので、傷や日焼けなど、状態はきちんと伝えましょう。
こちらの処分方法は、貰ってくれる人がいれば費用をかけずに手放すことができるので、おすすめです。
児童施設や図書館に寄付する
本の状態は悪くないけれど、処分や買取はしたくないという場合は、養護施設などへの寄付や寄贈を検討してみてはいかがでしょうか?
絵本など子供向けの本であれば児童施設で寄付を受けてつけている場合があります。子供が生まれて買ったが、子供が大きくなって読まなくなってしまった絵本などは児童施設に寄付できないか1度聞いてみると良いでしょう。
また、絵本や小説など様々な本は図書館へ寄贈することが可能な場合があります。図書館では子供からお年寄りの方まで幅広い年代の方が利用しているため、図書館では置いてない本を寄贈するとなると、図書館や利用者から喜ばれるのでおすすめです。
図書館によっては、リサイクルを目的とし住民同士で物々交換ができる取り組みを行っていることがあります。こちらの取り組みは、不要になった本を図書館へ持っていくと、図書館を利用している方が自由に本を持ち帰ってくれます。
また、図書館への寄付や寄贈というのも、その本を必ず誰かが読んでくれるという喜びもあるので、そう考えると大切な紙類を手放すのも少し気が楽になるかもしれません。
NPO団体などに寄付する
チャリボンというサービスがあります。チャリボンとは、NPOやNGO、大学活動支援につなげることが可能です。本を寄付する団体を自分で決めることができます。また、支援代を決める前に、各支援団体がどのような目的なのか、支援先はどこなのかを確認してから決められます。
寄付された本は査定されて、お金に変わります。そのお金が団体支援金となり、貧困な人々を助けるために使用されたり、被災地の方々へ使用されたりするのです。
不要になった本で国内だけでなく国外の問題も支援できる素晴らしい方法です。
寄付の方法もチャリボンがきちんと決めているので、難しくありません。支援する団体を決めたら、申し込みを行い、宅配業者が自宅まで本を取りに来てくれます。
宅配業者が、本を取りに来るまでに梱包を済ませておかなければならないので、大量の本を寄付する場合は計画的に梱包作業を事前に進めておくと良いでしょう。
宅配業者に本を引き取ってもらった後、査定が行われ、お金に変わり指定団体へ寄付されます。しかし、本によっては寄付ができないものもあるため、事前に確認しておく必要があります。
不用品回収業者に依頼する
こちらの方法であれば、少量から大量まで本を引き取ってもらうことができます。また、自宅まで取りに来てくれるので手間がかからないというのもメリットです。
ただ、本だけを回収してもらうとなると、高くなってしまいますので、本以外のもので処分したいものがあれば、一緒に依頼してしまった方がお得になります。
しかし、どうしても作業料などがかかってくるので他の処分方法と比較すると費用はたかくなってしまいますので、事前にどのくらいの費用がかかってくるのか、見積をとってもらうと良いでしょう。
不用品回収業者を決めるときの3つポイントを下記でご紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
- 1.会社概要がきちんとホームページに記載されているか
- 2.行政から古物商許可証もしくは一般廃棄物許可証を取得しているか
- 3.口コミの評判は高いか
上記のポイントは、優良業者が多く安心して依頼することができるので事前に確認しておくといいでしょう。また、複数の業者に見積を依頼して、比較し決めることも大切になってきます。
処分された本は決して無駄にはならない
大量の本を処分した場合だと、ただ捨てられて無駄になってしまうのではないかと考えてしまう方も多いでしょう。しかしながら、古紙回収された場合でも決して、無駄にはなりません。
古紙回収された紙類のうちの約95%は、再生紙として生まれ変わっているのです。なので、大切な本を手放してしまったとしても決して無駄にはなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、
- 買取か処分かの基準は?
- 本の処分方法は?
- 処分された紙類は決して無駄にはならない
について、まとめてみました。
本は、どんなものにも使われていますし消費量も多いです。本や雑誌も当然ですが、紙で出来ているので身の回りにもたくさんあります。
しかしながら、本はとても溜まりやすいので処分に困ってしまうことも多いでしょう。たかが本だからといって単に捨ててしまうのではなく、無駄なく再利用できるようなかたちで処分することができるといいかもしれません。
最後に各処分方法のメリット・デメリットをまとめてみました。
処分方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
資源ごみ | ・無料 | ・大量処分に不向き ・まとめる手間がある |
古紙回収センター | ・無料 ・24時間365日いつでも処分できる(場所による) | ・大量処分に不向き ・運搬する必要がある |
リサイクルショップ | ・利益が出る ・買取方法が豊富 | ・売値がつかないことがある |
事前査定サービス | ・利益が出る ・査定方法が簡単 | ・梱包材や送料を自己負担する場合がある |
フリマ | ・利益が出る | ・出品から発送まで手間がかかる ・必ず売れるとは限らない |
古書専門店 | ・利益が出る | ・店舗の状況によっては査定時間がかなりかかる ・運搬する必要がある |
譲渡 | ・無料 | ・身近に読書好きな人がいないと難しい ・本の状態が比較的良いおのに限られてくる |
児童施設や図書館に寄付 | ・無料 ・公共施設や公共施設を利用している人に喜んでもらえる | ・本の状態が比較的良いおのに限られてくる |
NPO団体に寄付 | ・無料 ・途上国や災害に合われた方へ支援ができる | ・梱包材や送料を自己負担する場合がある |
不用品回収業者 | ・少量から大量の本を処分することができる ・運搬や梱包の手間がかからない | ・費用が高い |
是非、皆さんも本記事を参考にリサイクルを意識した本の処分をしてみてはいかがでしょうか?
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