エアコンを処分したい時は、手間をかけず効率よく処分したいもの。けれど、実際に処分しようと思ってもどこに依頼すればいいのか、ルールはどんなものか、効率のよい方法は何かわからないものです。
本記事ではエアコンを処分したい方に向けて、自治体に依頼できるか否か、押さえておきたい処分方法について解説します。あわせて、オンラインOKの効率的な手段もご紹介します。
エアコンの処分は自治体に依頼できる?
エアコンは、お住まいの自治体で処分の依頼ができません。なぜなら、エアコンは家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象品目だからです。家電リサイクル法の対象となる品目はメーカーなどの責任によりリサイクルをしなくてはいけないため、お住まいの自治体での収集や持ち込みでの処分ができません。
エアコンは各自治体が指定や提携している業者や指定引取場所への依頼をはじめ、後述する方法で処分する必要があります。
エアコンは誤った方法で廃棄をしたり、内部にあるガスが漏出したりしてしまうと罰則が課せられるため注意しましょう。正規の方法であれば法律に違反せず、安心して処分ができます。
エアコン処分でのポイント
- ・リサイクルのために必要な費用は排出者が負担
- ・エアコンは壁から取り外しているかどうかが鍵
(取り外しを行っていないとその分の工事費用がかかる)
- ・エアコンは「家庭用」「業務用」の2種類があり、家電リサイクル法の対象となるのは「家庭用」のみ
家庭用エアコンの注意点は、会社の事務所やホテルなど使用指定場所に限らず「家庭用」のエアコンを利用している場合は、家電リサイクル法の対象となることです。
反対に、「業務用」のエアコンを利用している際は、例え家庭で使っていたとしても家電リサイクル法の対象外となります。
家電リサイクル法の対象になるエアコン
- ・壁掛けエアコン
- ・床置きエアコン
- ・窓用エアコン
上記以外の壁や天井に埋め込むタイプのエアコンについては、家電リサイクル法の対象外となります。
エアコンの処分費用
エアコンの処分費用と、支払い方法について解説します。
処分費用の詳細
エアコンの処分費用は、大きく分けて次の2通りです。
収集を依頼 | リサイクル料金+収集運搬料金 |
---|---|
指定の場所へ持ち運ぶ | リサイクル料金のみ(一部例外あり) |
リサイクル料金については室内機と室外機を合算しており、どちらか一つを処分しても料金は変動しません。マルチエアコンは室内機と室外機が同じメーカーで、室内機と室外機を同日・同じ指定引取場所に依頼する場合は1台分の料金で処分ができます。
各費用の詳細は以下の通りです。
リサイクル料金 | 990円~9,900円(税込) (エアコンのリサイクル料金については家電メーカーごとに決められている) |
---|---|
収集運搬料金 | 小売業者によって異なる |
各メーカーのエアコン料金の詳細は、「2024年4月版 リサイクル料金 一覧表(家電リサイクル手続きの進め方)」からご確認ください。
料金の支払い方法
エアコンを処分する際の料金の支払い方法は、処分方法によって異なります。
自治体指定の業者に引き取ってもらう際や指定引取場所へ持ち込む | 郵便局にて先にリサイクル料金を支払う |
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家電量販店に依頼 | 家電量販店にリサイクル料金を支払う |
郵便局の場合は、備え付けの振替払込書と家電リサイクル券へ必要事項を記入し、窓口かATMにて料金を支払いましょう。振替払込受付証明書とリサイクル券を受け取った後にエアコンに貼り付けて、回収してもらいます。
販売店の場合は回収の予約をした後、回収日当日に回収業者へリサイクル料金を支払いましょう。処分するエアコンと引き換えに、家電リサイクル券を貰います。
エアコンの処分方法11選
エアコンの処分方法について、行政と民間に分けつつ合計で11種類の処分方法をご紹介します。
行政
行政関連のエアコン処分方法は、3つあります。
引き取りを依頼
各自治体が指定・提携している業者に、引き取りを依頼するのも選択肢の一つです。
(例.東京23区内であれば『家電リサイクル受付センター』へ依頼)
家電リサイクル受付センターを例に連絡先をご紹介します。
<家電リサイクル受付センターの詳細>
電話番号 | 0570-087200(ナビダイヤル) |
---|---|
受付日 | 月曜日から金曜日(土日祝日、年末年始は休業) |
受付時間 | 9:00~17:00 |
URL | https://kaden23rc.jp/kaden23rc/ |
家電リサイクル受付センターの場合は、リサイクル料金990円(税込)に運搬料3,157円(税込)の合計4,147円が必要です。
メリット | 回収業者が回収に来てくれるので持ち込む手間がない、オンライン申し込みが可能 |
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デメリット | エアコンの取り外しは別の業者に依頼する必要がある、郵便局で支払いを行わなくてはならない |
ご自身でエアコンの取り外しができ、かつ時間に余裕のある方に向いている方法といえるでしょう。引き取り先は自治体ごとに異なるため、詳しくはお住まいの自治体のホームページをご確認ください。
指定引取場所
お住まいの自治体にある指定引取場所へ持ち込むのも、エアコンの処分方法です。
指定引取場所は、エアコンなどの家電リサイクル法の対象品をメーカーが引き取るための拠点。家電量販店などが引き取った家電リサイクル法の対象品は、指定引取場所に持ち込まれます。指定引取場所は家電量販店だけでなく、一般の方も持ち込みが可能です。
メリット | 収集運搬料金が掛からない |
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デメリット | エアコンを自分で取り外さなくてはいけない、持ち込みは自家用車などを利用して自ら行わなくてはならない、郵便局で手続きをする手間が掛かる |
指定引取場所の利用は、自らエアコンを取り外すことができ、室内機と室外機を持ち込むことができる方に向いている方法といえるでしょう。指定引取場所はお住まいの自治体内になくても、近隣にあれば利用できるところもあります。
指定引取場所の詳細に関しては、一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターの「指定引取場所検索」からご確認ください。
中間集積所
お住まいの自治体によっては、地域内にある中間集積所を利用してエアコンの処分ができます。指定引取場所と似ているものの、立ち位置は「エアコンの処分先まで運搬を代行する」という場所のため、収集運搬料金が必要です。
(指定引取場所は収集運搬料金が掛からない)
メリット | 近所にあれば運搬距離が短い場合もある、家電リサイクル受付センターへ依頼した時よりも収集運搬料金が安い |
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デメリット | エアコンを自ら取り外さなくてはならない、中間集積所に室内機と室外機を持ち込む手間が必要、収集運搬料金が安いとはいえ持ち込みでも収集運搬料金が必要 |
中間集積所の詳細は、お住まいの自治体のホームページなどからご確認ください。
民間事業者
民間事業者を利用した処分方法について7つまとめました。
買い替え時に処分を依頼
エアコンを買い替える予定があれば、家電量販店で合わせて引き取りを依頼してもらうのもよいです。
家電量販店は、消費者が新しいエアコンの購入時に古いエアコンの回収依頼があれば、対応しなければならない義務を負っています。そのため、新しいエアコンの設置とともに古いエアコンを引き取ってもらえるのです。
メリット | エアコンの取り外し工事にも対応、手間が少ない、回収に来てくれる |
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デメリット | リサイクル料金と収集運搬料金とともに取り外し工事費がかかる、収集運搬料金は店舗によって異なる、階段作業などが発生する際は追加料金が掛かる |
エアコンを買い替える予定があれば、家電量販店の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
各家電量販店の費用目安
各家電量販店におけるエアコン買い替え時の処分費用についてまとめました。
量販店名 | 料金 | 詳細 |
---|---|---|
ヨドバシカメラ | リサイクル回収料金990円(税込)+リサイクル搬送費550円(税込) |
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ヤマダ電機 | リサイクル回収料金990円~9,900円(税込)+収集運搬料2,500円(税込) |
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ノジマ | 4,070円{リサイクル料+収集運搬費(税込)} | 店頭にて支払いが可能 |
ビックカメラ | 再商品化等費用990円~9,900円+収集運搬費用2,200円 |
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コジマ | リサイクル料金990円(税込)~+収集運搬料金1台目2,200円(税込) | 2台目以降は4,950円(税込) |
ケーズデンキ | リサイクル料金990円(税込)~+収集運搬料金3,300円(税込) |
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処分のみを依頼
処分したいエアコンについては購入した店舗を覚えていたら、その店舗に不要となったエアコンの処分を依頼してみるのもよいでしょう。
店舗側は自らが販売した家電リサイクル法の対象品であるエアコンの回収が義務となっているため、処分のみでも依頼ができます。
メリット | 手間が少ない |
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デメリット | リサイクル料金と収集運搬料金に加えて取り外しも依頼する際は取り外し工事費用が掛かる、処分のみだと費用がプラスされて高くなることもある、購入した店舗でないと依頼できない |
購入した店舗を覚えている際は、家電量販店の利用もご検討ください。
各家電量販店の処分のみの費用
各家電量販店におけるエアコンの処分のみの費用は次の通りです。
量販店名 | 料金 | 詳細 |
---|---|---|
ヨドバシカメラ | 要問合せ | 要問合せ |
ヤマダ電機 | リサイクル料金+収集運搬料 | 回収のみは店頭持ち込みで対応。ヤマダウェブコムでは不可。 |
ノジマ | 5,830円{リサイクル料+収集運搬費(税込)} | 店頭にて支払いが可能。処分のみで出張引き取り希望時は、別途配送料金3,850円(税込)~が必要 |
ビックカメラ | 再商品化等費用990円~9,900円+収集運搬費用7,200円 |
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ケーズデンキ | リサイクル料金990円(税込)~+収集運搬料金3,300円(税込)+出張費用3,300円(税込) |
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リサイクルショップ
処分したいエアコンがまだ使える状態であれば、リサイクルショップの利用も方法の一つです。
メリット | 成立すればその場で手放せる、処分手数料がかからず処分が可能、成立すれば多少なりとも収入になる |
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デメリット | 買い取ってもらえるエアコンは製造から3~5年以内が望ましい(中には10年以内でも買い取り可のところもある)、古いエアコンや使用できても状態が良くないものの買い取りは難しい、壊れているものは不可、取り外しを自ら行うか業者に頼む必要がある、オンライン対応は店舗によって異なる |
リサイクルショップによってはエアコンの取り外しに対応・取り外しが無料なところもあります。そういったリサイクルショップであれば、費用を抑えて処分が可能です。
買い取りが有利になるエアコン
リサイクルショップで買い取りが有利になるエアコンの特徴をまとめました。
綺麗な状態である | エアコンをこまめに掃除してカビや悪臭がない・変色がない物は買い取り価格が有利 |
---|---|
付属品が全て揃っている | リモコンや説明書といった付属品が一通り揃っていると査定が有利 |
高機能である | 掃除機能や人感センサーなど高機能なエアコンは買い取り価格が高い傾向 |
大容量 | 20畳用など大容量エアコンは数が少ないことに加えて業務用での利用もあることから価格が高くなる |
需要が高まる時期に売る | エアコンは5月~7月の時期になると需要が高まるため他の時期に比べて買い取り価格が期待できる |
知人や友人に譲る
身近にいる知人や友人が欲しがれば、エアコンを譲ることも選択肢に入ります。
メリット | 譲り先が見つかればリサイクル料金や収集運搬料がかからない、誰かに使ってもらえて罪悪感が軽減 |
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デメリット | 確実性がない、取り外し作業を自分でやる必要がある、遠方に住んでいると配送料がかかることも、壊れているものは不可 |
まだ使えるエアコンを自ら外すことができ、かつ近隣の知人や友人が欲しがっていれば譲ってみるのもよいでしょう。
ジモティー
料金を抑えたい方や誰かに使ってもらいたい時は、ジモティーを利用するのも方法の一つです。ジモティーなら広く募ることができ、エアコンが欲しい方が見つかるかもしれません。
メリット | 成立すれば処分費用が掛からない、誰かに使ってもらえる、オンラインで手続きが可能 |
---|---|
デメリット | 確実性はない、いつ貰い手が見つかるかはわからない、エアコンの取り外しを自分で行わなくてはならない、個人間のやり取りのためトラブルに発展することも、壊れているものは不可 |
ジモティーは利用しても貰い手が確実に見つかるわけではないため、急ぎではない時に利用するとよいでしょう。また、取り外しを自分で行わなくてはならないため、その手間を加味してご利用をご検討ください。
フリマアプリやネットオークション
リサイクルショップよりも高値で手放したい時は、フリマアプリやネットオークションの利用も考えましょう。
自ら値段を付けられるフリマアプリやネットオークションなら、成立すればリサイクルショップ以上の価格が期待でき、不用となったエアコンについて臨時収入を得ながら手放せます。
メリット | 成立すれば臨時収入になる、買い手が見つかれば処分手数料がかからない、スマホ一つで自宅から取り組める |
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デメリット | いつ売れるか分からない、確実に売れるわけではない、古いもの・壊れているもの・汚れているものは難しい、エアコンを自ら取り外す必要がある、出品から発送までの手間が必要、買い手とのトラブルに発展することもある、梱包に手間が掛かる |
成立すれば臨時収入が期待できるフリマアプリやネットオークションですが、いつ売れるかわからないのと確実性がないこと、梱包や発送に手間が掛かるといったデメリットがあります。手間をかけることができ、かつエアコンの処分が急ぎではない時に考慮したい方法といえるでしょう。
不用品回収業者
- 「エアコンの取り外しもまとめてお任せしたい」
- 「急ぎでエアコンを処分したい」
- 「他の不用品もあわせて処分したい」
上記に該当する方には、不用品回収業者へエアコンの処分を依頼するのがおすすめ。不用品回収業者は取り外しも行う業者がほとんどのため、取り外しもあわせて依頼が可能です。エアコンと合わせて不用となったものを処分できます。
メリット | 確実に処分ができる、年数や状態なども関係なく引き取ってくれる、他の不用品もあわせて回収してもらえる、買い取りも行っており費用との相殺が可能、依頼側のスケジュールに合わせてくれる、最速で即日対応も可能、室外機だけでなくエアコンの配管なども回収してもらえる、オンライン手続きにも対応 |
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デメリット | 他の方法より費用が掛かる、単品での回収は行っているところと行っていないところがある、悪徳業者も少なからずいる |
不用品回収業者は運び出しまで行ってくれるだけでなく、スピーディーな対応も可能。労力をかけたくない時や、急ぎでエアコンを処分しなくてはいけない時、エアコンのほかにも処分したいものがある時に頼りになる手段です。
エアコン処分に不用品回収業者が便利な理由
エアコンの処分の方法はさまざまありますが、不用品回収業者に依頼するのが便利な点は4つあります。
都合がよい日に回収してもらえる
不用品回収業者は依頼者側の都合がよい日に来てくれるのが便利です。他の手段のようにスケジュールを回収日に調整せずに済むだけでなく、空きがあれば即日対応や近い日にちでも回収に来てくれるのも強み。特に、急ぎでエアコンを処分しなくてはならない時に不用品回収業者は頼りになります。
買い取りも合わせて行える
不用品回収業者は買い取りもあわせて行っているところもあるため、まとめて依頼できるのが便利です。買い取り先を別に探して依頼する手間を省きながら、回収と買い取りを一度に依頼できます。
ただし、不用品回収業者によっては買い取りのみを行っていないところもあるため、気を付けましょう。エアコンの他にも処分したい不用品がある場合、その不用品を処分しながらエアコンを買い取ってもらうことで費用を相殺し、お得に不用品回収業者を利用できます。
取り外しや運び出しの手間が省ける
不用品回収業者の中にはエアコンの取り外しも行っている業者もおり、運び出しだけでなくエアコンの取り外しも依頼できて手間が省けるのが便利です。
取り外しだけを行う業者を探す手間や、室内機・室外機を運び出す手間も必要ありません。不用品回収業者にすべて任せられるため、労力や体力の負担なくエアコンが処分できます。
手続きも最小限
不用品回収業者は最小限の手続きで処分ができる点も便利です。不用品回収業者は電話やインターネット申し込みだけで手続きができ、他の方法のように郵便局で支払いを行う・出品ための手間が掛かるといったこともありません。
インターネットなら24時間いつでも申し込みができるため、営業時間に連絡できない・電話が混み合って繋がらないといったストレスがないのも強みです。
面倒な手続きを最小限に抑えながら、エアコンを処分できます。
エアコンの処分を不用品回収業者に依頼する際の注意点
便利な点が多数あり、エアコンを処分したい時に頼りになるのが不用品回収業者。ですが、残念ながら悪徳業者もいるのが事実です。
悪徳業者に依頼しないためにも、不用品回収業者に依頼するうえでの注意点を4つまとめました。
「無料」の言葉に注意
チラシでの掲載を始め、「無料」を謳う業者には注意してください。何故なら、そういった業者は回収自体が無料でも、処分費用や出張料金などが必要と後から言い掛かりをつけて高額請求をする可能性があるからです。
悪質な業者になると、積み込みを終わって断りづらい状況にしてから高額請求を行う業者もいます。
使用できないエアコンも無料で引き取るという業者も要注意です。使用ができず再販売できないようなエアコンを回収した際、資源として価値のある部分だけを回収し、残りは不法投棄することもあり得ます。
不法投棄は業者だけでなく、依頼した側にも責任が及ぶものです。知らなかったでは済まないため、使えない状態のエアコンも無料で引き取るという業者にはくれぐれも注意してください。
トラックで街の中を巡回している
「不用品を無料で回収します」というように呼びかけながら、不用品を回収する業者にも依頼はお控えください。なぜなら、トラックで巡回する業者は不用品を回収するうえで必要な一般廃棄物収集運搬業許可を取得していない・取得している業者と提携していない可能性があるからです。
トラックで巡回する業者に依頼した結果、交通費や運搬料金の名目で費用が足されていき、最終的に高額請求をされたというトラブルもあります。中には不法投棄を行う悪徳業者もいるため注意しなくてはなりません。
トラックで巡回する業者は足がつきづらいため、悪質な営業を行っている可能性もあります。自治体のホームページで注意喚起をされていたり、メディアでもトラブルが取り上げられたりしているトラックで巡回する業者は、利用しないのが無難です。
ホームページがない・住所や連絡先の記載がない
ホームページがない業者や、住所や連絡先の記載がない業者には依頼しないでください。ホームページや住所・連絡先の記載がない業者は、トラックで街の中を回る業者のように足がつきづらいため、悪質な営業を行っている可能性があります。
そもそも、優良な不用品回収業者であればホームページをしっかり持っていたり、住所や連絡先がちゃんとわかったりするものです。身元がハッキリしない業者には依頼しないでください。
見積もりがない・金額が曖昧
業者に依頼した際、見積もりがない・金額が曖昧なケースも避けましょう。その理由は、料金の詳細を曖昧にすることで後から高額請求をしてくるからです。
- ・「実際に積み込まないと分からない」
- ・「ざっくり○○円になる」
上記のように言われると、一見するともっともらしい・話がスムーズに進むと思われるかもしれません。しかし、曖昧なままにしておくと後から追加費用を請求され、気づけば予想外の高額になってしまうことがあります。これは悪徳業者によくある手口です。
きちんとした不用品回収業者は、そもそも詳細な見積もりを事前に出すものです。見積もりがなかったり、金額が曖昧だったりする時はその業者に依頼しないでください。
エアコン処分を不用品回収業者に依頼する際の選び方
エアコンを手間なく・スピーディーに処分したい時に、頼りになるのが不用品回収業者。依頼するのなら、優良な業者にお願いしたいものです。
不用品回収業者における優良な業者の選び方について、6つのポイントを解説します。
スタッフが顔出ししているかチェック
不用品回収業者を選ぶ際は、ホームページでスタッフが顔出ししているかをチェックしましょう。何故なら、優良な不用品回収業者であればスタッフが顔出ししており、どんな方が担当しているのかがひと目でわかり、安心と安全に繋がるからです。
反対に、スタッフが顔出しをせずフリー素材などが使われている場合は悪徳業者の可能性がゼロではありませんので、避けるのが無難です。
見積もりが分かりやすい
不用品回収業者は見積もりが分かりやすいところを選ぶのが安心です。エアコンの処分の際は型番やエアコンの状況などを伝えたうえで、いくらで回収してくれるのか、また費用の内訳をきっちり教えてくれるところなら優良な業者といえるでしょう。
追加料金に関しても、どういった時に発生するかを伝えてくれる業者であれば、安心感が高まります。
サービス内容が分かりやすい
優良な不用品回収業者は、サービス内容がハッキリとしていて分かりやすいものです。何㎡でいくらからで対応できるか、積み放題でいくらになるなど分かりやすいサービスを提供しているところに依頼しましょう。
口コミも確認
不用品回収業者を探す際は、口コミの内容も確認するとよいです。例えばGoogleマップなら、評価が4.5以上であることが指標の一つとなります。悪い口コミが多い場合は、依頼を避けるのが無難です。
口コミは投稿が捏造されている場合もあるため、複数のサイトや口コミ自体もいくつか見てから判断するとよいでしょう
資格の有無についてチェック
不用品回収業者は、一般廃棄物収集運搬業許可を取得しているか、取得済みの業者と連携している業者に依頼してください。理由は、エアコンなどの不用品を回収するためには、不用品回収業者は一般廃棄物収集運搬業許可を取得しているか、取得している業者と提携していなくてはならないからです。
会社概要などを確認し、資格の有無について確認しましょう。買い取りサービスを実施している不用品回収業者に依頼する際は、古物商許可の取得の有無もあわせて確認するとよいです。
保険に加入している
作業中の予期せぬ事故に備えて、保険に加入している業者は優良といえるでしょう。保険に加入している業者であれば、万が一エアコンを取り外す・運び出すなどの作業中に床が傷ついても、保険による補償でカバーができます。
保険に加入していない業者ですと、作業のミスで床などを傷つけても報告がされないという可能性がゼロではありません。保険に加入している不用品回収業者なら、エアコンの処分も安心して任せられます。
エアコン処分のために自分で外せる?
エアコンの取り外しについてですが、知識のない方が自分で行うのは避けたほうがよいです。
その理由は、エアコンはフロンガスやコンプレッサーを利用しており、適切ではない扱いをすると破裂や爆発をする危険性があるからです。
また、エアコンに含まれている冷媒ガスは、漏れないように回収することが義務付けられています。そのため、エアコンの取り外しに関する知識がない方は怪我やトラブルを避けるべく自分では行わず、取り外しは専門の業者に任せる・取り外しも行ってくれる回収業者に依頼するのが安全です。
まとめ
エアコンを処分する際は、急ぎの時や他の不用品・粗大ゴミもあわせて依頼したい時は、で不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者は迅速な対応がしてもらえるだけでなく、スケジュールが合えば即日対応も可能。取り外しも任せられるところもあり、安全かつスピーディーにエアコンの処分ができます。オンラインからの申し込みができるところもあるため、時間を問わず申し込めるのも便利です。
不用品回収業者にエアコンの回収を依頼するといくらになるのか気になる方は、まずは無料の見積もりから行うのがよいでしょう。
ご自身に合う処分方法を選んで、不用となったエアコンを効率良く処分してみませんか?
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