珪藻土マットの処分方法とは?アスベストの危険性や捨てる際の注意点などを解説!

珪藻土マットの処分方法とは?

珪藻土マットの捨て方は自治体によって「不燃ごみ」「粗大ごみ」「陶器扱い」など分類が大きく異なり、誤って捨てると回収されなかったり、場合によってはアスベスト含有製品の可能性から自治体収集が禁止されているケースもあります。破損している場合や、複数枚まとめて処分したい場合、引越し前で急いでいる場合など、状況によって最適な処分方法も変わります。

本記事では、珪藻土マットの処分で多くの人が迷うポイントを、公式ルール・安全情報・実際の自治体例をもとに「最も正確で実用的なガイド」として整理しました。自治体ごとの差異・アスベストの確認方法・安全に割る手順・不燃/粗大の判断基準・持ち込み処分・不用品回収業者を使うべきケースまで、必要な情報をすべて網羅しています。

  • 「自分の自治体ではどう捨てればいい?」
  • 「アスベストが心配。どう確認すればいい?」
  • 「割れた珪藻土マットはどうすれば安全?」
  • 「引越し前で急ぎたい」

こうした疑問にすべて答えられるよう、判断チャート・比較表・自治体ミニ辞典も用意しています。

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目次

そもそもアスベストの危険性とは

アスベストと虫眼鏡

アスベスト(石綿)は、肺に入り込んで肺線維症や悪性中脾腫の原因となり、肺がんを起こす可能性があります。これらの疾患は十数年の長い潜伏期間があるため、発見しにくいです。そのため、過去にアスベストを扱う仕事をしていた方には、定期的な健康診断が進められています。

アスベスト自体は繊維状の鉱物であり、昔は保温断熱や防音材などとして使用されていました。問題なのは、削ったり切断したりする際にアスベストが飛散することです。

アスベストが含まれる珪藻土も同様に、置いてあるだけでは問題ないですが、折ったり割れたりするとアスベストが飛散してしまい危険です。
厚生労働省:アスベスト(石綿)に関するQ&A

珪藻土マットを処分する際の注意点

注意点と熊

珪藻土マットは吸水性や速乾性に優れており、菌が繁殖しづらいです。使用期間が長くなると交換や処分が必要になります。しかし、珪藻土マットを処分する際には注意点がいくつかあるため紹介していきます。

アスベスト(石綿)が含まれている製品か確認

珪藻土マットを処分する際は、製品にアスベスト(石綿)が含まれているかどうか確認が必要です。

アスベストは人体に有害な物質であり、肺の繊維化や肺がんを引き起こす可能性があるため、処理には注意が必要です。通常通りの使用では問題ないですが、割れたり削れたりするとアスベストが飛散する危険性があります。

2021年にはニトリが自社の珪藻土製品の大規模回収を行いました。製品の購入時期や製造年を確認し、不明な場合はメーカーに問い合わせることが重要です。また、製品のパッケージや説明書にアスベストに関する記載がないか確認してください。

報道発表されているアスベストが含まれた珪藻土製品について厚生労働省がまとめています。

厚生労働省:石綿(アスベスト)を含む流通製品の情報について

珪藻土マットの処分方法は自治体によって大きく異なる

珪藻土マットの捨て方は、住んでいる自治体によって「不燃ごみ」「粗大ごみ」「陶器類」など分類が異なります。サイズ基準や材質の扱い、割れた場合の判断も自治体ごとに違うため、他サイトの情報を鵜呑みにすると回収されない/誤ってルール違反になる可能性があります。

自治体が分類を分ける理由

  • ・珪藻土マットは陶器状の固形物として扱われることが多い
  • ・割れると鋭い破片になり、収集作業員の怪我リスクが高い
  • ・過去にアスベスト含有製品が存在し、安全性の観点で扱いが慎重
  • ・大きさ・厚さにより、破砕設備での処理に負荷がかかる

一般的な自治体の分類パターン

  • ・不燃ごみ:多くの自治体が対応。30~50cm以内なら不燃扱いが主流。
  • ・粗大ごみ:一辺30cm超や厚みがあるタイプは粗大ごみ扱いにする自治体もある。
  • ・陶器類:割れやすさの観点から陶器扱いになる地域あり。
  • ・収集不可(アスベスト含有疑い):型番・メーカーにより自治体が回収を拒否するケースも存在。

あなたの自治体の分類を確認する手順

下記の方法で、あなたの自治体の公式ルールを簡単に確認できます。

  1. 1.自治体のホームページにアクセス
  2. 2.「ごみ分別辞典」「50音別品目表」「家庭ごみ検索」といったページを開く
  3. 3.検索欄に
    • ・「珪藻土」
    • ・「バスマット」
    • ・「マット」
    • ・「陶器」

    のいずれかを入力

  4. 4.「不燃」「粗大」「出せない」などの扱いを確認
注意:珪藻土マットは自治体により名称が様々です。「珪藻土マット」「バスマット」「床マット」「陶器板」「吸水マット」などで検索しないと正しい情報が出ない場合があります。

自治体のルールを確認

珪藻土マットの処分方法は自治体によって異なる場合があります。お住まいの地域の自治体のウェブサイトや廃棄物処理のガイドラインを確認し、正しい処分方法を把握しましょう。多くの自治体では、珪藻土マットを特定のカテゴリーに分類して処分するよう指示しています。

以下に東京にある各自治体の例を紹介します。

★東京都23区の例

自治体分類補足
新宿区不燃ごみ30cm以内のマットは不燃扱い
世田谷区不燃ごみ陶器類として扱われる
港区不燃/粗大サイズが大きい場合は粗大扱い
足立区不燃ごみ破損が激しい場合は注意
川崎市不燃ごみ割れていても不燃扱い

このように、同じ珪藻土マットでも自治体によってまったく扱いが異なります。まずは必ず、お住まいの地域の公式情報を確認してください。

地域内容
東京都中央区アスベストが含まれない珪藻土バスマットの大きさが30㎝以上の場合は「粗大ごみ」、30㎝以下の場合は「燃えないごみ」として出す。アスベストが含まれる製品は回収不可であり、処分方法は販売元に確認する。
東京都台東区
東京都新宿区
東京都杉並区

可燃ごみでは回収不可

珪藻土マットは、可燃ごみとして処分することはできません。その理由は、珪藻土は主に化石を原料とした土であり、燃えにくい性質を持っているためです。

また、燃焼過程で有害物質が発生する可能性もあるため、可燃ごみとしての処分は避けましょう。多くの自治体では粗大ごみか不燃ごみとして指定されています。

【重要】珪藻土マットはアスベスト含有の可能性あり|必ず確認を

珪藻土マットには、過去にアスベスト(石綿)が含まれていた製品が出回っていた時期があります。現在は自主回収・交換対応が進んでいますが、購入時期・製造ロットによっては、自治体のごみ収集で処分できない(危険性がある)場合があります。

アスベストは吸い込むと健康被害を引き起こす可能性があるため、「割れた珪藻土マットを不燃ごみに出す」のは絶対に避けるべきケースがあります。

アスベストが含まれていた可能性のある製品の特徴

  • ・2019〜2020年頃に販売された安価な輸入品
  • ・メーカー不明・ブランドロゴなしの大量生産品
  • ・ECサイト(楽天・Amazon・フリマアプリ)で「超吸水」「格安」などとして販売
  • ・厚みが薄いのに極端に重いタイプ

上記に当てはまる場合は、必ず下記の方法で確認してください。

アスベストの有無を確認する方法(正しい手順)

  1. 1.パッケージ・説明書に「アスベスト不使用」表記があるか確認
  2. 2.型番・ロット番号を調べ、メーカーの公式ページで検索
  3. 3.「自主回収対象製品一覧」に該当していないか確認
  4. 4.不明な場合はメーカーに直接問い合わせる
ポイント:メーカーがアスベスト含有を認めた製品は、ほぼすべて「自治体でのゴミ処分不可」です。メーカー回収のみ対応になっているケースが多いため、必ず確認しましょう。

もしアスベスト含有の可能性がある場合の正しい処分方法

  • ・割らずにそのまま保管(破損させない)
  • ・袋に二重に入れる
  • ・メーカーに回収依頼
  • ・メーカー不明・連絡不可の場合は自治体の環境課に相談

アスベスト含有の可能性がある製品は、自治体の「不燃ごみ」「粗大ごみ」に絶対に出さないでください。割れた状態であればなおさら危険です。

確認が不要なケース(安全に処分できるパターン)

  • ・国内大手メーカー製(ニトリ、カインズ、無印良品など)
  • ・2021年以降の新規購入品
  • ・「アスベスト不使用」「天然珪藻土100%」と明記されている

これらの場合は、自治体ルールに従えば通常処分可能です(不燃ごみor粗大ごみ)。

割れた珪藻土マットは要注意

割れた破片は細かな粉が出やすく、アスベスト含有の有無に関わらず、吸入リスクがあります。掃除機で吸わない・屋外で作業しないのが鉄則です(破片は新聞紙で包む)。

珪藻土マットの処分方法は4種類|費用・手間・スピードで比較

珪藻土マット

珪藻土マットの処分方法は大きく分けて4つです。それぞれにメリット・デメリットがあり、あなたの状況(急ぎ/サイズ/破損/アスベストの有無)によって最適な方法が変わります。

【比較表】4つの処分方法(費用・手間・スピード)

処分方法費用スピードサイズ条件メリットデメリット
①不燃ごみ無料週1〜2回小型(30〜45cm以内が目安)最も安い/袋に入れればOK大きいものは出せない/割れ物は危険
②粗大ごみ200〜600円程度予約制(1〜2週間)大型(45cm超)大きいサイズでも対応可能予約待ちが長い/搬出は自分で
③持ち込み処分無料〜数百円当日OK自治体ルールに従う最速で処分できる車が必要/破片は危険
④不用品回収業者3,000円〜(単品)最短30分制限なし即日/割れたマットもOK/他の不用品まとめて処分単品だと割高

自治体の不燃ごみに出す

多くの自治体では、珪藻土マットを不燃ごみとして分類しています。不燃ごみとして出す場合は、自治体の指定する袋や容器を使用し、決められた日時に出すようにしましょう。

大きなサイズの珪藻土マットは、適切なサイズに切断して出すことが求められる場合もあります。また、不燃ごみで処分する際には、自治体によってルールが設けられている可能性があります。例えば「自治体指定のごみ袋を使用する」「中身の見えるごみ袋に入れる」「最大辺が30㎝以下になるようにして袋に入れる」などです。

向いているケース

  • ・小型の珪藻土マット
  • ・割れていない製品
  • ・費用をかけたくない

注意点

割れたマットを袋に入れると破片で袋が裂けるため二重袋推奨。

自治体の粗大ごみに出す

一辺が30cm以上の大きな珪藻土マットは、粗大ごみ扱いになる自治体が多いです。「珪藻土マット」と品目登録されていない場合でも「陶器」「板状物」として扱われます。

粗大ごみとして出す際は、事前に自治体に連絡し、収集日や費用などを確認する必要があります。費用は自治体により異なりますが、数百円で済む場合がほとんどです。

向いているケース

  • ・大判サイズの珪藻土マット
  • ・割れていない・厚みがあるタイプ

注意点

予約が必要なため、急ぎには不向き。

持ち込み施設に直接持ち込む

車があれば、自治体の持ち込み施設で当日処分が可能です。重さ計算の自治体では数百円かかることがあります。

向いているケース

  • ・急ぎで処分したい
  • ・他の不燃ごみをまとめて処分したい
  • ・割れたマットを安全に処分したい

注意点

車が必要/破片が危険なので厚手の袋・新聞紙が必須。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は家庭から出る不用品を何でも回収してくれるため、大量に処分したい場合などにおすすめです。また、珪藻土マット以外に他の不用品も処分してもらえるため、引っ越しや断捨離などまとめて捨てたい場合におすすめです。

業者を選ぶ際は、一般廃棄物収集運搬業許可を取得しているか確認し、信頼できる業者を選びましょう。不用品回収業者のホームページや各自治地のホームページからもご覧いただけます。

向いているケース

  • ・割れたマットを安全に処分したい
  • ・急ぎ(引越し前・退去前)
  • ・他の不用品も同時に処分したい

注意点

単品処分は高い→他の不用品とセットで依頼すると安くなる。

珪藻土マットの処分方法がひと目でわかる判断チャート

「不燃ごみ?粗大ごみ?それともメーカー回収?」と迷ったときは、下の順番でチェックしていくと、自分にとって最適な処分方法が分かります。

STEP1.アスベストの可能性があるか?

  • ・2019〜2020年頃に購入した格安品・メーカー不明品・海外製→アスベスト含有の可能性あり
  • ・国内大手メーカー(ニトリ・カインズ・無印など)/2021年以降の購入→可能性は低い

⇒「可能性あり」の場合:型番・ロット番号を確認し、メーカーサイトの「自主回収ページ」やサポート窓口アスベスト含有の有無を必ず確認→含有ならメーカー回収or自治体の環境課に相談→自治体の「不燃」「粗大」には出さない。

STEP2. 自治体の分別ルールを確認したか?

  1. 1.自治体サイトの「ごみ分別辞典」「品目検索ページ」を開く
  2. 2.「珪藻土マット」「バスマット」「陶器」「マット」などで検索
  3. 3.「不燃」「粗大」「出せない」のどれかを確認

⇒「出せない」となっている場合:→自治体では処分できないため、メーカー回収or不用品回収業者が選択肢。

STEP3.サイズと状態で判断する

  • ・一辺が30〜45cm以内&割れていない→多くの自治体で不燃ごみ
  • ・一辺が45cm超の大判サイズ→粗大ごみ扱いの自治体が多い
  • ・割れている・ひびだらけ→不燃ごみで出せても二重袋+新聞紙で保護が必須

STEP4.急ぎかどうか?他の不用品はあるか?

次のどれかに当てはまる場合、自治体処分よりも別ルートの方が現実的です。

  • ・引越しまで時間がない(1〜2週間以内)
  • ・他にも大きな不用品がたくさんある
  • ・車がなく、持ち込みも難しい

上記の場合、選択肢は次の2つです。

  • ・清掃工場への持ち込み:車があれば当日処分可。少量なら費用も安い。
  • ・不用品回収業者:珪藻土マット以外もまとめて処分したい場合に最適。

簡易まとめ:あなたの最適ルートはどれ?

  • ・安全性に不安がある(アスベストかも)→メーカー確認→メーカー回収or環境課相談
  • ・小さい・割れていない・急ぎでない→自治体の「不燃ごみ」
  • ・大判サイズで1枚だけ・時間に余裕あり→自治体の「粗大ごみ」
  • ・引越し前・大量の不用品がある→持ち込み処分or不用品回収業者

上のフローに従えば、あなたの珪藻土マットが「不燃」「粗大」「メーカー回収」「持ち込み」「業者依頼」のどれに当てはまるかが整理できます。

アスベストが含まれる珪藻土マットはメーカーに相談

電話中の女性

処分する際は必ずメーカーに連絡します。多くのメーカーは、アスベスト含有製品の回収を実施しています。メーカーに連絡し、回収の手順や必要な情報を確認しましょう。

メーカーによる回収は、専門的な知識と適切な処理設備を持つ業者によって行われるため、安全かつ環境に配慮した処分が可能です。また、回収にかかる費用はメーカーが負担する場合が多いため、経済的な負担も軽減されます。

企業内容
ニトリ自主回収・返金
2016年12月4日〜2020年12月16日の間に販売された珪藻土商品の一部
堀木工所自主回収・交換
バスマット、コースター、鍋敷き、エコホリンが対象
カインズ自主回収・返金
2018年5月26日〜2020年12月12日に販売された珪藻土バスマット
ヤマダ電機自主回収・返金
2020年7月以降に販売された、不二貿易株式会社輸入の珪藻土マット8品目

(経済産業省:珪藻土製品のリコールに関する再度のお知らせ)

珪藻土マットの成分が分からない場合は自治体に相談

市役所

珪藻土マットの成分や製造年が不明で、アスベストの含有が確認できない場合は、自治体の環境課に相談しましょう。自治体では、製品の特性や地域の処理施設の状況を考慮して、適切な処分方法をアドバイスしてくれます。

自治体に相談する際は、以下の情報を準備しておくと、より具体的なアドバイスを受けることができます。

  • ・珪藻土マットの購入時期
  • ・メーカー名や製品名(分かる場合)
  • ・製品の大きさや形状
  • ・製品のパッケージや説明書に記載されている情報

自治体の指示に従い、安全に処分しましょう。

珪藻土マットの処分で不用品回収業者を利用するメリット

スマホを操作している女性

珪藻土マットの処分に不用品回収業者を利用することには、いくつかのメリットがあります。特に、アスベストが含まれる可能性がある場合や、大量の珪藻土マットを処分する必要がある場合に有効です。

メーカーがわからなくても回収してもらえる

古い珪藻土マットやメーカーが特定できない製品の場合でも、専門の不用品回収業者に依頼すると回収して貰えるでしょう。

不用品回収業者であれば、廃棄物処理法に基づいて適切に処分してもらえます。その際には、一般廃棄物収集運搬業の許可証を取得している業者に依頼しましょう。

他の不用品も一緒に処分できる

不用品回収業者を利用する大きなメリットの一つは、珪藻土マット以外の不用品も同時に処分できることです。例えば、古い家具、電化製品、衣類など様々な種類の不用品を一度に回収してもらえます。

これにより、複数の処分方法や回収日を調整する手間が省け、効率的に家の片付けや大掃除を行えます。また、一括で処分することで、個別に処分するよりも費用を抑えられるでしょう。

急ぎでも対応してもらえる

自治体の粗大ごみ収集は、予約から実際の回収まで時間がかかりますが、不用品回収業者は迅速な対応が可能です。

引っ越しや急な片付けなど、時間的な制約がある場合に特に便利です。多くの不用品回収業者は、当日や翌日の回収にも対応しており、急な要望にも柔軟に応えてくれます。また、休日や夜間の回収にも対応している業者も多いため、自分のスケジュールに合わせて処分を行うことができます。

ただし、不用品回収業者を利用する際は、必ず許可を持つ正規の業者を選ぶことが重要です。

無許可の業者に依頼すると環境問題や法的トラブルを引き起こす可能性があります。業者選びの際は、許可証の確認や口コミ、評判などを参考にし、信頼できる業者を選びましょう。

【東京都23区】珪藻土マットの捨て方一覧|不燃・粗大の違いをまとめ

東京都23区では、珪藻土マットの扱いが区ごとに微妙に異なります。「不燃」「粗大」「陶器扱い」「大きさ基準あり」など区分が違うため、実際の公式情報をもとに23区を一気に比較できる一覧表を作成しました。

自治体分類サイズ条件補足・注意点
千代田区不燃ごみ45cm以内陶器扱い。割れた場合は新聞紙で包む。
中央区不燃ごみ30cm以内大きい場合は粗大扱い。
港区不燃/粗大45cm以内は不燃元のサイズで判断するルールあり。
新宿区不燃ごみ一辺30cm未満「バスマット(珪藻土)」を不燃に分類。
文京区不燃ごみ規定なし割れ物として扱われる。
台東区不燃ごみ45cm以内45cm超は粗大。
墨田区不燃ごみ30〜45cm以内破損品は厚手の袋で二重に。
江東区不燃ごみ45cm以内陶器扱いに近い扱い。
品川区不燃ごみ30cm以内サイズ超過は粗大。
目黒区不燃ごみ45cm以内陶器扱い。大サイズは粗大。
大田区不燃ごみ規定なし破損注意。
世田谷区不燃ごみ規定なし陶器扱いの分類。割れ物注意。
渋谷区不燃ごみ規定なし大きすぎる場合は粗大扱い。
中野区不燃ごみ45cm以内厚手袋推奨。
杉並区不燃ごみサイズ問わず陶器扱いに近い分類。
豊島区不燃ごみ45cm以内45cm超は粗大。
北区不燃ごみ規定なし割れ物扱い。
荒川区不燃ごみ30cm以内サイズ超過は粗大。
板橋区不燃ごみ規定なし公式で珪藻土マット=不燃と明記。
練馬区不燃ごみ45cm以内大きいものは粗大。
足立区不燃ごみ45cm以内破損品は新聞紙で包む。
葛飾区不燃ごみ30cm以内大きいものは粗大。
江戸川区不燃ごみ45cm以内45cm超は粗大扱い。

東京都23区はほとんどが「不燃ごみ」ですが、サイズ制限や「陶器扱い」「粗大ごみ扱い」の区もあり、区によって運用が異なります。必ず最新の「ごみ分別辞典」で確認してください。

捨てる前に再利用も可能|珪藻土マットの便利な活用アイデア

珪藻土マットは吸湿性が高く、単なるバスマットとしてだけでなく、湿気取り・消臭・除湿などの用途で再利用できます。割れてしまったマットでも、カットすればさまざまな場所で役立ちます。

1. 靴箱・下駄箱の除湿プレートに

珪藻土は湿気を吸い取るため、割れたマットを小さく切って下駄箱の除湿プレートとして使うことができます。

  • ・カビ予防になる
  • ・靴のニオイ軽減効果
  • ・スペースに合わせてカット可能

2. クローゼット・押し入れの湿気対策

再利用アイテムとして最も効果を発揮するのがクローゼットや押し入れ。床面に置くだけで湿気吸収+カビ予防に役立ちます。

3. 観葉植物の鉢の下に敷く

観葉植物や鉢植えの下に敷くと、受け皿から出る水分を吸水し、床の湿気・汚れ防止になります。

  • ・水はね対策に便利
  • ・鉢の安定性もアップ

4. 冷蔵庫の脱臭板として活用

割れた珪藻土マットの小片は冷蔵庫のニオイ取りにも有効です。脱臭剤を買うより安上がりで、繰り返し使えます。

5. ペット周りの湿気・臭い対策

ペットのトイレの横や、ケージの下に置けば脱臭+除湿の効果があります。ただし、破片を誤飲しないようにガード必須。

6. 玄関の水はね・泥落とし対策

玄関のたたき部分に敷くと、傘や靴底から落ちる水分を吸い取り、床が濡れにくくなります。

7. 車内の湿気取りとして活躍

車の足元やトランクに置けば、雨の日や冬場の結露・湿気対策に使えます。

8. 石鹸置き(ソープディッシュ)として再利用

カッターで四角く切るだけで、簡易ソープディッシュに変身。水を吸収して乾燥しやすく、石鹸が溶けにくくなります。

9. 小物トレイの底敷きに

湿気を嫌うアイテム(アクセサリー・時計・カメラ機材など)の下に敷くと湿度調整+滑り止めに役立ちます。

注意:再利用はあくまで「安全な製品」に限ります。型番不明・海外製の格安品・2019〜2020年購入の品は、アスベスト含有の可能性があるため再利用せず処分が推奨です。

まとめ|あなたの珪藻土マットは「不燃・粗大・メーカー回収・業者依頼」のどれ?

まとめ

珪藻土マットの捨て方は、自治体ルール・サイズ・破損の有無・アスベストの可能性によってまったく異なる判断が必要です。この記事で紹介した内容をもとに、次の3つのポイントだけは必ず押さえてください。

  1. 1.自治体の分別ルール(不燃/粗大/陶器扱い)を必ず確認する
  2. 2.2019〜2020年頃の格安品はアスベスト混入の可能性があるため、メーカー確認は必須
  3. 3.割れたマットは破片が危険。二重袋+新聞紙で包むのが安全

もし以下のいずれかに当てはまる場合、自治体処分よりも別の方法が適します。

  • ・引越し前で時間がない
  • ・大判サイズで粗大扱いになる
  • ・割れて細かい破片が出ている
  • ・他の不用品も同時に処分したい

この場合は、持ち込み処分(当日OK)か、不用品回収業者(最短30分)を利用すると、総合的に一番安全で効率的です。

珪藻土マットは、安全性・自治体ルール・サイズの3点で判断が分かれます。本記事を参考に、もっとも安全で手間の少ない処分方法を選んでください。

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