汚部屋になってしまうと、どこから片付ければいいのかわからないものです。また、片付けなくてはと思っても、片付けや掃除が苦手で億劫になる方も少なくないでしょう。
本記事では汚部屋に悩む方に向けて、汚部屋になる原因や特徴、汚部屋の無視できないデメリットや片付けのコツ、片付けるためのマインドとモチベーションアップ法、効率良く片付けられる方法について解説します。
今度こそ汚部屋を卒業し、くつろげる部屋を作りませんか?
汚部屋とは?
「汚部屋」とは「おべや」や「おへや」と読む言葉。生活上のゴミや食べ残しだけでなく、物の量が多く片付けがほとんど行われていない状態の部屋を指すことが多いです。
汚部屋は若者言葉として分類されることの多い造語で、ある時からメディアで使われ始めました。物が散乱して汚れた部屋のことを、「汚部屋」と呼ぶようになったのです。
- <豆知識:ゴミ屋敷との違い>
- 生活スペースが限られるほどゴミが溢れているのがゴミ屋敷です。家の中だけでなく、屋外にも溢れている状態も含まれます。
汚部屋の汚さは下記のように分かれています。
レベル | 内容 |
---|---|
レベル1 | 物が床に散らばっているものの、1日で片付けられる |
レベル2 | 簡単に探し物が見つからないほど散らかっている |
レベル3 | 物が散らかり過ぎて足の踏み場がない |
レベル4 | 物があり過ぎてクローゼットや引き出しが開かない |
レベル5 | 自身で片付けが困難なほど物やゴミが部屋の中を埋め尽くす |
レベル5まで行くと汚部屋を通り越して、「ゴミ屋敷」といっても過言ではないでしょう。
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汚部屋になりやすい人の特徴
昨今メディアでも取り上げられている、汚部屋。実際にはどんな人が汚部屋になりやすいのでしょうか。汚部屋になりやすい人の特徴についてまとめました。
財布やバッグの中が整理されていない
財布やバッグの中身は部屋の状態に繋がっているともいわれており、バッグや財布の中身で部屋の状態が把握できます。
- ・財布の中はレシートやポイントカードがたくさん入っている
- ・使用していない小物がたくさん入っている
上記のように財布やバッグの中が整理されていない方は、汚部屋になりやすい人といえます。
汚部屋ではない方は財布やバッグの中は整理しており、同じく部屋も綺麗な傾向があるものです。
片付けが不得意で面倒くさがり
片付けが不得意で面倒くさがる方は、汚部屋になる傾向があります。なぜなら、片付けがわからない・後回しにしがちで、汚れていても掃除をせず物がどんどん増えていき、汚部屋化してしまうからです。
例えば、週末に一気に片付けようと思って脱ぎ捨てた洋服やゴミ箱の中身をそのままにし、面倒くさがって片付けをしないと汚部屋になってしまいます。
流行に敏感
流行に敏感でトレンドの商品を購入することが多い方も、汚部屋を作りやすい傾向が見られます。
理由としては、流行っている物やトレンドに合わせて購入することで、物が部屋の中に溢れかえってしまうからです。特に必要もなく流行っているものを購入し続けると、部屋の中の物は増える一方です。
多趣味
多趣味な方も、部屋を汚部屋にしてしまう方が少なくありません。特に多趣味な方は色々なことに挑戦しているため、掃除や片付けに時間を割けられない方もいらっしゃるでしょう。
また、多趣味ゆえに、グッズや本、使っていない道具などが溢れ、部屋のスペースを圧迫していき、気が付けば物が積み重なって汚部屋化してしまう方が少なくありません。
仕事やプライベートが忙しい
汚部屋というと面倒くさがりや片付けが苦手な方にありがちなイメージがあるかもしれませんが、仕事やプライベートが忙しく、部屋に物が溢れてしまう方もいらっしゃいます。
仕事やプライベートが忙しい方の中には完璧主義な方や几帳面で真面目な方もおり、かえってその性格から半端な片付けや掃除を嫌い、「時間のある時に一気に取り組みたい!」と考える方もいます。
ただし、仕事やプライベートの予定に注力し過ぎて、結果的には掃除や片付けは後回し。そして汚部屋になってしまうのです。
中には帰宅時間が遅かったり、休日もスケジュールがパンパンに入っていたりすることで、自身の部屋が汚部屋になっていることを認識しない方もいます。
生活習慣
汚部屋になってしまう方は、生活習慣から来る方もいます。
例えば看護師や教師など、夜勤や残業が多い方は疲れ果てて掃除ができない・ゴミ出しの時間に家にいないという方もおり、片付けや掃除に時間が割けない結果、汚部屋になってしまうのです。
リモートワークにより、家に居続けることでオン・オフが切り替えづらくなり、物の溢れる部屋に慣れてしまうことから片付ける意識も薄れ、汚部屋化する方もいます。
性格に由来
汚部屋にしてしまう方は、実は下記のような性格の方にも当てはまります。
- ・人からもらったものが捨てられない
- ・物を大切にしている
上記に当てはまる方も結果として物を溜め込み、汚部屋になってしまう方もいらっしゃいます。
病気
汚部屋にしてしまうのは性格や生活習慣だけでなく、病気で片付けられなくなる場合もあります。
身体を怪我して物理的に片付けや掃除ができない方や、心の病気で気力がわかず、整理に手が回らずに汚部屋にしてしまう方もいます。
病気の方は片付けや掃除を頑張る前に、まずは病気自体の改善を優先してあげてください。
汚部屋にしてしまう原因
特徴以外にも、汚部屋にしてしまう原因があります。改めて押さえておきたい、汚部屋にしてしまう原因を3つ解説します。
部屋にある物が多過ぎる
汚部屋になる原因は、そもそも物が多過ぎる点が挙げられます。洋服や化粧品、バッグなど生活に必要なものから趣味の物など、部屋自体に物が多いと片付けや整理に面倒くささを感じ、手を出しづらくなります。
また、セールや限定品に弱くついつい買い物をしてしまい、片づける前にどんどん物が増えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中には「勿体ない」「まだ使える」という考え方により物が多くなっていき、片付けが捗らない方もいるでしょう。さまざまな理由で物自体が部屋に多いと、自室が汚部屋と化してしまいます。
疲れやストレスが蓄積している
性格以外にも、そもそも疲れやストレスが蓄積しており、片付けや整理整頓を行う気力が湧かず、汚部屋化してしまう方もいます。
もともと掃除が得意であったり、几帳面な性格であったりするにも関わらず片付けや整理整頓が行えないのは、蓄積された疲労やストレスが原因の可能性もあります。
仕事の疲れや人間関係の悩み、生活や職場の変化など疲れやストレスに関して思い当たる節がある場合は、片付けや整理整頓を行う前に休養をしっかり取るようにしましょう。
ストレスを買い物で解消している
仕事や私生活で溜めたストレスを、買い物で解消している方もいると思われます。
好きなものを購入するのは気持ちが良いものですが、買い物自体がストレス解消の場合は、購入しても使わなかったというケースが少なからずあるのではないでしょうか。
忙しい時ほど、衝動で買い物をしたくなるものですが、買い物をしてもストレスの大元の解消にはなりません。根本的なストレス解消を行うため、まずは普段の生活習慣の見直しから始めましょう。
それでも衝動的に買い物をされる方は、お金を必要な分だけ持つ・クレジットカードは持たないようにすると良いです。
汚部屋に住むデメリット
「自分の部屋だから汚部屋でも構わない」と考える方も、中にはいらっしゃるかもしれません。ですが、汚部屋に住み続けることには明確なデメリットがあります。
汚部屋になってしまっている方にもきちんとチェックして欲しい、汚部屋に住むデメリットを4つまとめました。
部屋に害虫が発生する
ゴミ捨てや食器洗いは後回しにすることで悪臭が発生し、ハエやゴキブリといった害虫が大量発生してしまいます。理由は、害虫のエサとなる食べ残しやゴミが汚部屋には豊富にあるからです。
害虫は自身の部屋だけでなく、周囲にも現れるもの。隣近所に迷惑をかけるだけでなく、管理会社に害虫の原因が自身の部屋であることが伝われば、強制退去の可能性もあります。
特に気を付けなければいけないのが、夏場。生ごみや食べ残しをそのままにしておくと、あっという間に害虫が湧くでしょう。
病気やアレルギーを引き起こす
汚部屋に住み続けると、病気やアレルギーを引き起こすデメリットもあります。
何故なら、カビやダニの死骸といったアレルギー物質を含んだ汚部屋の空気を吸い続けることで、健康的な方でも汚部屋に住み続けることで気管支喘息や鼻炎など、さまざまな病気やアレルギーを引き起こすリスクが高まるからです。
病気やアレルギーは発症すると、薬を服用し続ける・症状と付き合って暮らしていかなくてはならないため、避けるのが無難といえるでしょう。
お金や時間を無駄に消費する
汚部屋に住み続けると、お金や時間を無駄に消費してしまいます。
物が溢れかえった汚部屋では貴重品を無くしたり、同じ物を購入したりしてお金を使うからです。また、物を一つ探すのにも時間がかかり、大事な時間もロスしてしまいます。
信用を失う
汚部屋に住み続けると衣類やバッグなど身に付けている物に悪臭が付き、人間関係に支障をきたすデメリットがあります。
また、仕事で大事な書類などを無くす可能性もあり、社内外の信用を失う可能性もあるため注意が必要です。
汚部屋の片づけ方
デメリットが多い汚部屋は、少しずつでも片付けていくことで掃除が苦手な方でもちゃんと綺麗にできます。ただ、汚部屋の片付け方となると何をすればいいのかわからないもの。
「今度こそ汚部屋を片付けたい!」という方に向けて、今日から始められる片付け方を8つご紹介します。
エリアや物の種類を決めて簡単なところから片付ける
物で溢れかえる汚部屋を片付ける際は、部屋全体を一気に片付けるのではなく、取り掛かりやすいエリアや物の種類を決めて行うのが良いです。理由としては、エリアや物を絞ることで片付けの精神的なハードルがグッと下がり、片付けや掃除が取り組みやすくなるからです。また、片付ける場所や物を絞ることで小さな達成感が得られ、挫折せずに部屋を片付けられます。
片付けるエリアや物の例は次の通り。
- <エリア例>
- ・リビングだけ片付ける
- ・キッチン周りのみ取り掛かる
- ・デスク周りを綺麗にする
- <物の例>
- ・洋服だけ片付ける
- ・本だけ整理する
- ・散らばった雑誌をまとめ整理する
エリアや物の種類を絞ることで身体を動かしやすくすると、片付けや掃除のハードルがグッと下がり、取り組みやすくなります。
ルールを決めて片付ける
片付けをする際は、ルールを決めると処分の判断がしやすいです。なぜなら、物を捨てる際の判断基準を決めておけば、片付ける際に迷わずスムーズに処分ができるからです。
ルールとしては「1年間使用していないものは処分する」がおすすめ。「勿体ない」「いつか使うかも」と思いがちですが、1年以上使用していないものは再び使うことはほとんどありません。
また、洋服に関しては1年以上着ないで持っていても、いざ着てみると流行遅れだった、服の趣味が変わっていて着てみると違ったということがあります。
その他にも期限を設定して掃除に取り組むなどルールを決めておくことで、片付けがしやすくなります。
収納する場所を決める
バッグや服などは、収納する場所をあらかじめ決めておきましょう。使用したら収納する場所に戻す・収納場所に入り切れないものは買わないようにしておくと、物が部屋の中に溢れません。収納ができれば床がしっかりと見えて、部屋を広々と使えます。
収納する場所を決める際、新たに収納ボックスを買うのはNG。何故なら、新しい収納ボックスを購入すると収められる分だけ物を新たに買ってしまい、物の総量が増えてしまうからです。
収納場所を決め、それ以上に物を買わないようにすることで、部屋が散らかるのを防ぎ、お財布にも優しい生活を実現できます。
少しでもいいので掃除の習慣を作る
片付ける際は、少しだけでもいいので掃除の習慣を作るのが良いです。というのも、汚部屋にしてしまう方の中には「一気に片付けたい」と思って後回しにし、仕事や予定が入った結果やらない方もいます。また、汚部屋を一度に一気に片付けるのは時間がかかるため、現実的ではありません。
少しずつ片付けるためにも、まずは1日10分だけ片付ける、お風呂前に少しだけ片付けるなど、短時間でもいいので片付ける習慣を作りましょう。少しでも掃除をする習慣を作ることで、汚部屋化する確率が減ります。
友人を家に呼ぶ
多少荒業となりますが、友人を家に呼ぶのもおすすめの片付け方。
「友人に汚い部屋は見せられない!」となり、片付けも捗ります。また、友人を家に呼ぶと日にちが決まるため、「当日までに片付けなくては!」と思うようになり、掃除や片付けが効率よく進められます。
1カ月に1回でもいいので、友人を家に呼ぶようにすれば汚部屋も綺麗にできるでしょう。
汚部屋の原因から取り組む
汚部屋の片づけに取り掛かる時は、原因から取り掛かるのも選択肢の一つです。
例えば部屋の中を見回した時、物が多くある場所が汚部屋の原因といえます。原因となる箇所のものをひたすら片付けていくことが、汚部屋解消の一歩となるでしょう。
捨てるか判断に迷った際は一旦保留にしても良い
片付けを進めていくうちに必要か処分するか判断に迷った位は、一旦保留にしても良いです。その際は段ボールなどを利用して保留ボックスを作り、判断に迷うものを一旦入れておきましょう。
片付けの際は、「捨てる?残す?という判断に長く悩むと、なかなか進まず時間だけが過ぎていくものです。
効率的に片付けるためにも、判断に迷った際は一旦保留にしておくことで止まらず作業を進められます。
一旦保留にしたものは期間を決めておき、それまでに必要だと判断できなかった際は思い切って捨てましょう。
不用品回収業者に依頼
自身で片付けるのが難しいレベルになった場合は、不用品回収業者へ依頼するのもおすすめ。
不用品回収業者の中には汚部屋にも対応している業者もあり、専門知識と豊富な経験をもとに汚部屋をテキパキと片付けてくれます。
また、汚部屋に対応する不用品回収業者に依頼すれば、プロによる片づけのアドバイスを貰うことも可能。綺麗になった部屋を維持しやすくなり、再び汚部屋になることを防げます。
手間は最小減で効率よく部屋を片付けたい時は、丸投げでお任せできる不用品回収業者を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者が便利な理由
汚部屋を片付ける際に不用品回収業者が便利な理由は、以下の4つが挙げられます。
1.迅速な対応
不用品回収業者はタイミングが合えば、即日対応も可能。急ぎで汚部屋を整理して欲しい時や、近々人が来る際にも迅速な対応で部屋を片付けてくれるため、便利です。
2.不用品買い取りも合わせて依頼できる
不用品回収業者は不用品の買い取りも行っているところがあり、部屋の片づけとともに価値のある物を買い取ってもらえます。不用品回収業者に買い取りまで依頼すれば、片付けと買い取りを同時にお願いできるのが便利です。
買い取り品によっては不用品回収業者の費用が相殺される以外にも、プラスになる可能性もあります。
3.時間の節約が可能
不用品回収業者に依頼すれば、時間の節約ができて便利です。なぜなら、ご自身で片付けや掃除を行うと処分に悩んだり止まったりしますが、豊富な経験を持つ不用品回収業者ならスピーディーな片付けが可能。汚部屋の状態によりますが、中には数時間で終わらせられるケースもあります。
時間の節約もできる不用品回収業者なら休日を潰さずに済み、余った時間を好きなことに使えるのも強みといえるでしょう。
4.ゴミに仕分けもお任せできる
不用品回収業者ならゴミの仕分けも依頼できるため、面倒な仕分けも必要ありません。プロが仕分けも行ってくれるため、依頼すれば後は任せるだけでOKなのが便利です。
ゴミの量が多いと、ご自身で仕分けを行うのは一苦労。特に汚部屋のようにゴミが部屋いっぱいにある場合はご自身で行うと仕分けが大変なだけでなく、面倒になってしまうものです。
不用品回収業者に依頼することで、ゴミの仕分けの手間が省け、確実に部屋を片付けることができます。
汚部屋を不用品回収業者に見せるのは恥ずかしいけれど大丈夫?
汚部屋をどうにかしたくて不用品回収業者への依頼を検討しても、「ゴミが散乱している部屋を見せるのは恥ずかしい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
恥ずかしく思い、不用品回収業者に依頼するのを躊躇してしまうことは誰にでもあるものです。
ですがご安心ください、プロである不用品回収業者は汚部屋の状態にも慣れていますし、もっとひどい現場を片付けた経験もあります。
また、やりがいをもって仕事に当たっているため、例え部屋が汚くても依頼者に対して非難することはありません。
自分の部屋を誰かに見せるのが恥ずかしいというのは、自然な反応です。不用品回収業者は依頼者の事情や気持ちを理解し、否定的な感情を抱くことはありません。自分の力でどうにもならない時は、安心して業者に依頼してください。
汚部屋を実際に片付ける流れ
汚部屋をご自身で片付ける際、片付けや掃除が苦手な方でも取り掛かれる流れについてご紹介します。
ステップ1.道具を揃える
汚部屋を掃除する際はいきなり始めるのではなく、まずは必要な道具を揃えるところから始めます。
- <道具の一例>
- ・ゴミ袋
- ・手袋
- ・マスク
- ・捨てないものを入れる袋
- ・保留用の段ボールやボックス、袋など
ステップ2.捨てやすいゴミから取り掛かる
用意した手袋とマスクをしたら、まずは処分の判断がしやすいゴミから取り掛かりましょう。紙や食べ残しなどのゴミは捨てる判断がしやすく、片付けも取り掛かりやすいです。
ゴミの後は、仕分けがしやすい小さいものから取り掛かります。判断に迷う際は用意した保留用の段ボールやボックスなどに入れ、なるべく止まらず悩まず片付け自体を進めていきましょう。
ステップ3.大きなものに取り掛かる
続いて、大きなものに取り掛かります。大きなものも必要な物と不要な物に分けていきましょう。
大きなものは片付けにくいですが、取り掛からなければ汚部屋の環境は変わりません。
大きな家具や家電を持ち運ぶのが難しい際は、業者に依頼すれば体の負担なく運び出しをしてくれます。
ステップ4.捨てないものや保留にしたものを整理
最後に、捨てないもの・保留にしたものを整理しましょう。改めてチェックし、不要と判断したら処分していきます。
続いて残しておくものを、収納場所へとしまっていきます。衣類やアクセサリーなどは、収納場所や箱に分けて保管しておくことで取り出し易くなり、必要になった際に探す手間も省けて便利です。
汚部屋を片付けるために押さえておきたいマインド
汚部屋の片付け方や実際の手順をご紹介しましたが、「それでも部屋を片付けるのが苦手だ」という方もいらっしゃるでしょう。
片付けられない方にチェックして欲しい、汚部屋改善のためのマインドをご紹介します。
感情移入せず淡々と処分する
片付ける際は、感情移入をせず淡々と不要なものを処分するのが良いです。理由としては、感情移入した結果物が捨てられず、結果として物が部屋の中に溢れかえってしまうから。
実際のところ、感情的に取っておいた物でも、長い間使用していないのであれば今後も使うことはありません。そのため愛着を感じていても不要と考え、淡々と処分しましょう。
もし思い出が残っている物であれば写真に撮って保存し、見返せるようにしておくのも選択肢の一つです。
まだ使用できるものは売る
汚部屋にあるものの中で、もし使用できる不用品があれば売るのも良いです。不用品回収業者の買い取りサービスやリサイクルショップ、フリマアプリ、オークションなどを通じて売ることで、不用品がお金に変わります。
不用品は手元に残しているだけでは、ただ部屋を圧迫するだけ。けれどまだ使えるものを売れば、お金に換えることができます。
少しでも迷ったら捨ててしまってもいい
物の取捨に少しでも迷ったら、捨ててしまっても構いません。なぜなら、物を捨てるかどうか迷った際、残しておきたいものならすぐにでも「これは残しておこう」と思うはずです。
少しでも迷う際は、意外に必要がなかったりするもの。思い切って「少しでも迷ったら捨てる」というスタンスを取ることで、片付けが効率よく進められるだけでなく、物を確実に減らせられます。
最初から完璧に全部片付けようと思わない
汚部屋にしてしまう原因でもご紹介しましたが、だらしない方だけでなく完璧主義の方も汚部屋化してしまうことが少なくありません。
特に完璧主義の方は、片付けや掃除を行う=部屋を一気に綺麗にすると捉える方も多く、その結果片付けや掃除のハードルが高くなり、手が付けにくくなってしまいます。
完璧に片付けや掃除を行おうとするとかえって時間がかかるうえに、完了するまで達成感も得られず、かえって難しくなるものです。
汚部屋の片づけや掃除は短期間で行うのではなく、長期戦と考え方を変えることが重要です。最初から完璧を求めず、できることから少しずつ取り組むことで、片付けや掃除はかえってやりやすくなります。
汚部屋を片付ける際のモチベーションアップ法4選
片付けや掃除は「やらなくてはいけない!」と思っても、苦手な方ほど取り掛かりづらいものです。
掃除や整理整頓が苦手な方のために、汚部屋を片付ける際のモチベーションアップの方法を4つピックアップしました。
片付いた部屋で送る生活を想像する
汚部屋を片付ける際は、片付いた後の部屋で送る生活を想像するとモチベーションアップに繋がります。
インテリアのレイアウトを考えたり、部屋でのんびりくつろいでいたりするところをしっかり想像すると、片付けがしやすくなるでしょう。
片付いた後の部屋が想像しにくければ、綺麗な部屋に住むインスタグラマーやブロガーの方の投稿を見るのも選択肢の一つです。綺麗な部屋の写真を見れば「こういう部屋にしたい!」とモチベーションアップになります。
ご褒美を用意する
汚部屋の片付けを行う際は、ご褒美があるとやる気がアップします。片付けや掃除をやめてしまうのは、完了しても何もないからこそ、やる気が出ないものです。そこでご自身でご褒美を用意しやる気をアップさせてから取り組むと、片付けがはかどります。
- <道具の一例>
- ・スイーツを食べる
- ・少し良いビールを飲む
- ・ゲームをプレイする
音楽を聴きながら取り掛かる
片付けや掃除が億劫な方は、音楽を聞きながら取り掛かりましょう。耳で聞く音楽は片付けの妨げになりませんし、退屈せず進められます。
お気に入りの音楽なら何でも構いませんが、もし迷ったらアップテンポの音楽を聞くのがおすすめ。テンションが上がるような曲を聞けば、テキパキと片付けが進められます。
動画を見る
片付けや掃除のモチベーションを上げたい時は、YouTubeなどで見ることができる動画を見るのも良いでしょう。
特に片付け系の動画を見ると参考になる片付けがわかったり、汚部屋が綺麗になる様を見て気持ちがスッキリしたりして、「私も頑張ろう」とモチベーションアップに繋がります。
また、汚部屋の動画を見ることで「このままでは自分の部屋も危ない」と危機感を持ち、モチベーションアップを図ることも可能です。
汚部屋に再び戻らないために心掛けることとは?
部屋が片付いても、以前と同じ習慣であれば再び汚部屋になってしまいます。綺麗にした部屋が再び汚部屋にならないよう、5つのことを心掛けましょう。
床が見える状態を保つ
汚部屋にならないよう、床が見える状態を保ちましょう。再び物を床に置くようになると部屋に物が増え、また散らかってしまいます。使用したものは床に置かず、決められた収納場所へ戻すことを心掛けてください。
ゴミに関しても床に置かずすぐにゴミ箱に入れ、ゴミの日に出すようにしましょう。床が見える状態に保っていれば、汚部屋まで散らかることはありません。
物自体を増やさないようにする
物が増えればそれだけ部屋に収納しなくてはなりません。物が増えないように衝動買いを控えたり、今使っているものと似たような色合いやデザインのものを買ったりするのはやめましょう。
物自体を増やさないためにも1個買ったら1個手放す、購入したい理由が「安いから」という場合は控えるなどをして、物自体を増やさないよう心掛けると汚部屋になりにくいです。
片付ける日を設ける
その都度片付けるのではなく、部屋を片付ける日を設けて片付けるようにすると、部屋の綺麗さをキープできます。
- ・毎月〇日には片付ける
- ・土曜日は掃除をする
上記のように片付ける日を決めておけば、部屋の綺麗さをキープしやすいです。
定期的に持ち物をチェック
ご自身が持っている物に関して、定期的にチェックすると部屋の綺麗さが維持できます。
3カ月や半年など期間を決め、くたびれた洋服や下着、不要な書類、買ったものの使わなくなったものなど汚部屋の原因となるものを整理することで、部屋の綺麗さを保ちましょう。
散らかりを明日に持ち越さない
食器や洋服などはその都度整理できれば一番良いですが、忙しいと毎回はままならないものです。
そこで朝は散らかしたままでもOKとし、その状態を翌日には持ち越さないように心掛けると汚部屋化を防げます。
一日の散らかりはその日のうちにリセットし、翌日に持ち越さないようにすることで、片付ける習慣も身に付き、一石二鳥です。
汚部屋を業者に依頼した方が良いパターン
汚部屋は自力でも片付けられますが、業者に依頼した方がスムーズに片付けられる場合もあります。業者に依頼した方が良い時のパターンをまとめました。
終わる見込みがない
本格的に時間を割いて片付けや掃除に取り掛かり、2日経っても終わらない時や、終わる見通しが全く立たない時は業者に依頼すると良いです。
汚部屋のままにしないためにも、片付け初めても終わる見込みがないと感じた際は、思い切って業者にご依頼ください。
水回りが機能していない
汚部屋を片付ける際は、掃除や洗濯などで水を利用します。そもそも水回りが機能しておらず、ご自身で水が使えないような場合は業者に依頼した方が良いでしょう。
効率よく確実に片付けたい
仕事が普段から忙しく、片付ける時間が取りづらい方は業者に依頼する方が良いです。片付けのプロである業者なら、効率よく確実に部屋を綺麗にしてくれます。
その他にもやる気が起きない時やそもそも整理や片付けが苦手な場合は、依頼するだけで良い業者にお任せするのがおすすめです。
ゴミが大量にある
部屋に積み上がるほどゴミが大量にある際は、ご自身で仕分け・処分するのは一苦労です。また、お住まいの自治体によっては一度に捨てられるゴミに限りがあるため、大量にあるゴミを一回で出すことができない場合もあります。
業者に依頼することで、大量にあるゴミの運搬と処分もお任せが可能。回収するまで部屋に置いておく必要がなく、マンションなどに住んでいる際はゴミ捨て場まで階段を往復する労力もいりません。
費用は掛かるものの、業者に依頼すれば大量のゴミも労力をかけずに片付けられます。
不用品を売却したい
汚部屋の中にはゴミだけでなく、売ることでお金になる家具や家電などのアイテムが眠っていることもあるもの。業者ならば片付けだけでなく不用品買い取りを行うところもあるため、不用品の売却もあわせて依頼可能です。
リサイクルショップやフリマアプリ、オークションなどの手段と違い、業者に売却を依頼すれば持ち運ぶ手間や手続きをする手間も省け、不用品を楽々お金に換えられます。
片付け以外にも害虫の駆除や消臭も依頼したい
汚部屋度が深刻になると害虫が湧く・腐敗臭がするといった、ご自身ではどうにもならない状態になります。
そのような場合は、害虫駆除や消臭も行う専門業者に依頼しましょう。
害虫駆除や消臭も行う業者に依頼すれば、片付けと合わせて一度に済ませられて便利です。気になる害虫の駆除や消臭といった悩みを、プロの手で素早く解決できます。
汚部屋の片付けを任せられる業者3選
ここまで汚部屋の片付け方やマインド、モチベーションアップなどをご紹介しましたが、「やっぱり掃除も片付けもできない!」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は業者を利用することで、掃除や片付けが苦手な方も汚部屋を一気に解消できます。
汚部屋の片づけを行ってくれる業者は、主に次の3つです。
種別 | 詳細 |
---|---|
不用品回収業者 | ゴミ屋敷レベルではない汚部屋の時に。大きな家具や家電などの粗大ゴミも合わせて処分したい時にもおすすめ |
ゴミ屋敷業者 | 生活スペースがないくらいゴミが大量にある時や、害虫駆除や消臭なども依頼したい時に選択肢に入る |
遺品整理業者 | 故人の部屋の整理とともに部屋を片付けて欲しい時 |
不用品回収業者の中にはゴミ屋敷に対応しているところも多いため、不用品回収業者に依頼する際はあらかじめゴミ屋敷レベルの部屋も対応可能かどうか確認しておくとよいでしょう。
まとめ
部屋が汚くても気にならないという方もいらっしゃいますが、汚部屋にはデメリットが多いです。本記事でご紹介した片付け方やコツを実践して、汚部屋から脱出しましょう。
片付けや掃除が苦手な方は、不用品回収業者の利用がおすすめ。不用品回収業者に依頼すれば、汚部屋を効率良く素早く片付けることができます。ご自身のお部屋がいくらで片付けられるか気になった方は、まずは一度無料見積もりを利用してみてはいかがでしょうか。
汚部屋を片付けて清潔で快適な空間を取り戻し、広々とした部屋でストレスのない毎日を過ごしてみませんか?
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よくご相談いただく人気のエリア
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