不用品回収は相場を把握しておくと、自分に合うサービスが見つけやすくなります。
けれど実際に調べてみると費用相場がわかりづらく、選んだサービスの費用が高いのか安いのか、また業者自体が信頼できるのかわからないですよね?
本記事では不用品回収の相場が気になる方に向けて、不用品回収業者の相場や相場よりも料金が高くなる際の理由、優良業者の選び方、安く利用するコツをご紹介します。
費用相場を把握して信頼のできる不用品回収業者に依頼し、自宅や部屋の中を効率良く片付けてスッキリしましょう!
不用品回収はそもそもどこに依頼すればいい?
引っ越しや大掃除の際に出てくる大量の不用品は、下記5つの方法の中からご自身に合ったものをお選びください。
5つの方法について、詳細とともにメリットとデメリットをまとめました。
自治体の回収
不用品回収において相場がもっともリーズナブルなのが、自治体の回収です。理由としては公共のインフラであるため、他の回収方法と比較してお財布に優しい価格で利用できます。
お住まいの自治体によって受付や支払方法は異なりますが、大抵は電話やインターネットを通じて予約し、コンビニや指定のお店などで買える有料ごみ処理券を不用品に貼り付け、予約した日に回収に来てもらえます。
お住まいの地域によっては、指定の場所への持ち込みも可能です。
- メリット
- ・他の方法と比べてリーズナブル
- デメリット
- ・有料ごみ処理券を買ったり貼ったりするのが手間
- ・回収日時は自由に選べない
- ・回収までタイムラグがありすぐに手放せない
- ・場合により個数制限がある
- ・大きすぎるものは回収不可なこともある
- ・家電リサイクル法(エアコンやテレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機)の対象品やパソコン類などは回収不可
自治体の回収は、次のような場合に利用すると良いです。
- ・スケジュールに余裕がある
- ・とにかく費用を抑えたい
- ・回収してもらいたい不用品が1つだけ
リサイクルショップ
厳密には回収ではないのですが、不用品を手放したい時はリサイクルショップの利用も選択肢の一つです。
なぜならまだ使える不用品をリサイクルショップにて買い取ってもらうことで、処分費用をかけずむしろ現金化によりプラスにできるからです。
リサイクルショップは持ち込みだけでなく、出張買い取りを行うところもあります。
大量の不用品がある際は出張買い取りを行うリサイクルショップを利用することで、持ち運ぶ手間が掛かりません。
- メリット
- ・不用品をお金に換えられる
- ・手間があまりかからない
- ・出張買い取りなら自宅にいながら査定から運び出しまでお任せできる
- デメリット
- ・査定金額は低くなることもある
- ・壊れている物や需要がないものの買い取りは難しい
なおリサイクルショップは買い取ったものを店舗で販売するため、壊れている物や需要がない物は買い取ってくれません。
使用感があったり、付属品が揃っていなかったりすると安くなる・買い取り不可になる場合もあるため、注意しましょう。
使用感があまりなく買い取りが期待できる物なら、リサイクルショップの利用をしてみるのも良いでしょう。
フリマアプリやネットオークション
リサイクルショップと同じく厳密には回収ではないですが、不用品を手放したい時はフリマアプリやネットオークションも選択肢に入ります。
- メリット
- ・自宅にいながら好きな時間にできる
- ・自ら価格を付けられるためリサイクルショップよりも高値で売れることもある
- デメリット
- ・出品から発送まで全て自分でやらなくてはならず手間が掛かる
- ・確実に手放せるわけではない
- ・送料を自ら負担することもある
- ・トラブルが発生した場合は自分で対応
- ・需要がないものや綺麗ではないも・壊れているものは難しい
ただし、フリマアプリやネットオークションは高値で売れることもありますが、確実に売れるわけではありません。
需要がありそうなものを手放したい時や、スケジュールに余裕がある時は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
引越し業者
引越し業者の中には、引越し時に不用品回収を行っているところもあります。
引越し業者名 | 詳細 |
---|---|
サカイ引越センター | 家電リサイクル法対象品(エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機)をリサイクル料金と収集運搬料金を支払うことで回収の依頼ができる ⇒詳細 |
アーク引越センター | 家電リサイクル法対象の4品目(エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機)は有料で回収可能(FC店は除く) ⇒詳細 |
アリさんマークの引越社 | 有料にて処分品の取次ぎを行う ⇒詳細 |
日本通運 | 不用品回収を行っていない |
ハート引越センター | 不用品回収を行っていない |
- メリット
- ・引越し時にまとめて依頼できて便利
- ・引越し業者の中には買い取りを行っているところもある
- デメリット
- ・そもそも不用品回収を行っている引っ越し業者は限られている
- ・引越しをする際でないと依頼できない
- ・回収対象は全てではない(家電リサイクル法対象品だけなど)
- ・引越し料金とともに不用品回収料金が発生する
引越し業者が実施する不用品回収は、全ての業者が行っているわけではありません。
引越しの際に利用したい方は、依頼予定の引越し業者のホームページなどをチェックし、そもそも不用品回収を行っているか・何を回収してくれるのかをチェックしておきましょう。
不用品回収業者
不用品をすぐにでも回収してもらいたい場合や大量に粗大ゴミがある場合には、不用品回収業者へ依頼しましょう。
不用品回収業者は名前の通り不用品の回収を専門に行っているため、大量にある粗大ごみや壊れているもの、自治体では回収できない家電リサイクル法対象品やパソコンなども回収してもらえます。
費用は他の方法より掛かりますが、その分手間をかけずサクッと不用品を回収してもらえるので便利です。
- メリット
- ・好きな日時を指定できる
- ・スケジュールが合えば即日対応も可能
- ・大量にある不用品も任せられる
- ・使用感や壊れていても回収できる
- ・状態が良い家電などは買い取りOK
- ・自宅まで来てくれる
- ・運び出しも任せられる
- デメリット
- ・自治体と比較すると費用は高くなる傾向にある
- ・きちんとした業者を選ばないとトラブル
- ・業者を選ぶためにはリサーチが必要
不用品回収業者は即日対応も可能なため、急に片付けなくてはいけない時や引っ越しまで差し迫った時に頼りになります。
費用とメリットを考慮し、費用よりもメリットが上回る場合は不用品回収業者のご利用を検討してみましょう。
不用品回収業者の費用相場
不用品回収業者の相場を把握していただくために、不用品回収の料金設定と3つのプランの費用相場、オプションの費用相場についてご紹介します。
不用品回収の料金設定
不用品回収の料金は、主に人件費+車両費+処分費といった要素で設定されています。
内訳 | 詳細 | 相場 |
---|---|---|
人件費 | 実際に仕分けや運び出しを行う人員の費用。作業内容や運び出すものの重量によって、人数や費用が変動 | 3,000円~/1時間ほど |
車両費 | 不用品の回収に欠かせない車両ごとの手配料とガソリン代 | 軽トラックで3,000円~10,000円程度、2tトラックで8,000円~18,000円程度 |
処分費 | 不用品の処分に必要不可欠な費用 | 一般廃棄物10kg/300円程度~、産業廃棄物10kg/500円程度~ |
不用品回収業者の3つのプラン
不用品回収業者の費用にバラつきがあるのは、業者ごとに価格設定が異なるだけでなく大きく分けて3つのプランが存在するからです。
3つのプランの詳細は次の通りです。
- ・不用品の単品の料金
- ・不用品の容積に応じたプランでの料金
- ・トラックの種類別の積み放題プランでの料金
不用品回収業者ごとに費用が異なるだけでなく、プランによって料金が異なるため、費用がつかみにくいものです。費用相場を知りたい方のために、3つのプランの相場をまとめました。
不用品単品の費用相場
単品ごとに不用品を回収する際は、大きさや重量があるものほど費用が加算されていきます。
例)同じソファやベッドでも、サイズが大きくなるとその分費用が高くなる。
費用相場は次の通りです。
品目 | 費用相場 |
---|---|
家具類 | 550円~8,000円 |
家電類 | 550円~5,000円 |
リサイクル家電類 | 2,500円~10,000円 |
寝具類 | 500円~8,000円 |
日用品類 | 1,000~3,000円 |
衣類(量によって変動アリ) | 500円~ |
紙類(量によって変動アリ) | 500円~ |
未分類ゴミ(1袋) | 800円~ |
不用品の容積に応じたプランの費用相場
容積に応じたプランは不用品回収業者ごとに呼び方が異なり、定額プランや定額パックなどと言われています。
料金とともに容積の目安が書かれているため、あわせて参考にしてください。オプション料金に関しては業者によってプランに含まれることもあれば、含まれないこともあります。
事前にホームページなどでチェックするか、見積り時に確認しましょう。
プラン名 | 費用相場 |
---|---|
定額プラン(容積:1立方メートル) | 10,000~20,000円 |
定額プラン(容積:2立方メートル) | 20,000~30,000円 |
定額プラン(容積:4立方メートル) | 30,000~50,000円 |
定額プラン(容積:8立方メートル) | 70,000~90,000円 |
定額プラン(容積:10立方メートル以上) | 100,000円~ |
トラックの種類別積み放題プランの費用相場
軽トラックや2tトラックに積み放題可能なプランの費用相場は、次の通りです。
プラン名(平積) | 費用相場 |
---|---|
軽トラックの積み放題プラン | 9,500~20,000円 |
2tトラックの積み放題プラン | 30,000~50,000円 |
上記に加えて、依頼内容によってはオプション料金が発生する場合もあります。
<トラック種類別積み放題プランの注意点>
トラック積み放題を検討する際は、不用品回収時に利用されるトラックのタイプにも注意してください。
同じトラックでも、下記のような違いがあります。
- ・平たい荷台に載せていくタイプ
- ・コンクリートパネルなどで囲って積載量を増やしたもの
- ・引越し業者でよくある箱が付いているトラック
トラックによって積載量が異なるため「箱が付いているトラックを想像したら、平たい荷台のトラックが来た」ということもあります。
その結果、費用が想定よりもかかったというケースが少なくありません。後悔しないためにも、トラックのタイプも必ず事前に確認しておきましょう。
オプション料金の費用相場
不用品回収業者によっては各プランの料金に加えて、オプション料金が発生する場合もあります。
業者によって条件が異なる・発生しない場合もあるため、詳細は各不用品回収業者のホームページに記載されている料金ページなどをご確認ください。
オプションに関する費用相場は、次の通りです。
オプション名 | 費用相場 |
---|---|
基本料金 | 3,000~6,000円 |
出張料金(距離によって変動アリ) | 5,000円~ |
スタッフ追加料金 | 2,200~15,000円 |
トラック追加料金(車種によって変動アリ) | 10,000~30,000円 |
エアコン取外し費用 | 3,000~8,000円 |
階段料金(集合住宅においてエレベーターがない場合) | 1,000~5,000円 |
横持料金(近隣に駐車スペースがない場合) | 1,000~5,000円 |
駐車費用(駐車スペースがない時) | 実費請求 |
不用品回収くまのての料金プランは、業界最安値の料金設定で、不要になった物が多ければ多いほどお得になる定額プランを提供いたしております。
さらに、買取できる物があった場合、表示価格から更にお値引になります!
不用品回収の見積もりが相場より高くなる時とは?
不用品回収業者に見積もりを出したとき、相場や想定していた費用よりも高くなる場合があるかもしれません。
その際は、下記の内容をチェックして費用を改めて検討しましょう。
そもそも自治体の回収費用と比べている
不用品回収業者は自治体よりも費用が高いため、自治体と比べると高く感じてしまうかもしれません。
しかし、自治体では対応できない運び出しや家電リサイクル法に該当する品目を回収してくれる、回収日も合わせやすいなどのメリットがある分、費用が高くなると認識しましょう。
不用品回収業者ならではのメリットを加味したうえで、「不用品回収業者を利用した方がトータルでお得」と判断すれば、依頼すると良いでしょう。
追加費用が発生している
不用品回収業者は予定していたプランとは異なり、新たに人件費や処分費用などが発生すると費用が高くなります。
追加費用が掛かる条件は業者によって異なるため、事前の見積もりの際にどんな時に追加費用が発生するのかチェックし、話をしっかり詰めておきましょう。
また何故追加費用が発生しているのかを聞いてみるのも良いでしょう。
オプションが加えられている
不用品回収と合わせて給湯器やエアコンの撤去、階段料金などオプションを付けていると費用は高くなるものです。
オプションの場合は不当に高くなっているわけでないため、内容によっては一緒に依頼するから少し値引きして欲しいなどと交渉するのも選択肢の一つです。
ただし、給湯器やエアコンの撤去などは別々で依頼すると結果として高くつくこともあるため、業者を分けず不用品回収業者に交渉した方が結果として費用が安くなる可能性もあります。
悪質業者に依頼している
依頼した不用品回収業者が悪質業者だったため、高い費用を請求されていることもあるので注意が必要です。
例)
- ・急遽人員が必要だった
- ・回収は無料でも積み込みに料金が掛かる
回収当日になって不当に高い料金を請求してきたり、何か不審な行動をとっていたりする時は取引を中断し、警察に連絡するのが無難です。
リサイクル費用が高い
不用品回収業者の中には、家電リサイクル法対象品目や処理が困難なもののリサイクル費用を高額に設定し、費用が高くなるところもあります。
理由としてはリサイクル対象の品目の処分を外部委託しているため、その分だけ料金が高くなっているからです。
リサイクル料金が一般的な料金と比べて高いかどうか見積り段階でチェックし、問題がなければその不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者選びは相場だけじゃない!優良業者のチェックポイント
不用品回収業者選びは相場だけでなく、押さえておきたいチェックポイントがあります。
優良業者に依頼するためにも、事前に確認しておきたいチェックポイントを7つピックアップしました。
許可を得ているか
不用品回収業者は回収のため、一般廃棄物収集運搬許可を取得しているか、もしくは古物商許可どちらかの保有が必要です。
許可を持っていない不用品回収業者は、悪質業者の可能性があるので注意しましょう。
当社くまのては、勿論、下記古物商許可を取得しております。
↓
東京公安委員会 第308781904820号
許可に関する豆知識
家庭から出た不用品の回収を可能にする一般廃棄物処理業許可は、市区町村が募集しないと新規での取得が難しく、様々な条件が課せられるので実質認可取得は困難です。
その代わりに多数の不用品回収業者が取得している許可が、古物商許可。
回収した品物を販売するために必要な許可であり、古物商許可を取得することで正規の不用品回収業者は営業が可能となっています。
料金体系が分かりやすい
優良業者は料金体系が分かりやすいです。
ホームページや見積書などに、基本料金や人件費、車両費がいくらになるのか、分かりやすく記載されています。
費用がもし分かりづらかったりざっくりしていたりするときは、不用品回収業者に質問して説明してもらいましょう。
質問時に料金の詳細を教えてくれない・曖昧のまま進める場合は悪質業者の可能性もあり、最終的に高額な料金を請求されることもあるため依頼しないのが無難です。
口コミをチェックする
優良業者は口コミでの評価が高い傾向にあります。
そのため不用品回収業者を選ぶ際は、必ず口コミもチェックしておきましょう。
口コミにはホームページを見ただけではわからない、実際の作業やスタッフの対応などの内容を、依頼者目線で確認できる便利な内容です。
悪い口コミが集まるような業者は避け、口コミで評価が高い不用品回収業者に依頼しましょう。口コミチェックの仕方についての詳細は、以下の記事で紹介しておりますのでご覧ください。
作業例もチェック
口コミと似たような形で、不用品回収業者のホームページには作業例も公開しているところもあります。
作業例には作業時間や作業内容、作業人数や料金などが記載されており、利用時のイメージが掴みやすいです。また不用品回収業者がホームページ上に情報を公開していると、安心にも繋がるため必ずチェックしておきましょう。
当社「くまのて」作業例紹介
くまのて以外にも2社ほど、見積もりしてもらったのですが、くまのてはホームページに細かく説明が記載されていて、なおかつ料金やプランが分かりやすかった為、お任せできそうだと感じ依頼しました。
作業員の方も、とても若くて元気のある方で、丁寧も説明して下さって凄く良かったです!
⇒当社作業例(お客様の声)をもっと見る
当社「くまのて」不用品回収料金事例紹介
こちらは当社くまのての不用品回収料金事例になります。
少量のお荷物のお片付け
- 主な不用品:キャットタワー、ペットケージ、座椅子、雑貨類
- お部屋タイプ:2K
- 作業人数:1名
- 作業時間:10分
- ご利用プラン:くまトラSS
- 地域:世田谷区
回収料金:12,000円(税込13,200円)
ご予算内での不用品回収
- 主な不用品:二人掛けソファー、シングルベット2つ、シングルマットレス2つ、棚
- お部屋タイプ:2DK
- 作業人数:2名
- 作業時間:40分前後
- ご利用プラン:くまトラS+超過分
- 地域:新宿区
回収料金:35,000円(税込38,500円)
賠償責任保険に加入済み
不用品回収業者は賠償責任保険に加入済みであれば、万が一の際も安心です。
不用品回収時には大きいものを運んでいると、壁や床に傷がつくなどのトラブルが起きる場合もあります。
万が一に備えて、賠償責任保険に加入済みの不用品回収業者に依頼するのが安全で安心です。
なお、当社くまのてでは、請負業者賠償責任保険に加入しています。慎重な作業を徹底しておりますが、万が一作業中に事故が起きてしまった場合でも、最大で3,000万円まで保険が適用されます。
⇒保険適用例はこちら
接客対応がしっかりしている
電話やインターネット上で問い合わせや見積りをした際は、接客対応をチェックしましょう。優良業者であれば電話やメールなどの返信もしっかりしているものです。
問い合わせや見積り時の対応が良くなかったり、強引に話を進めたりする不用品回収業者は、依頼を避けましょう。
ホームページや会社情報や運営情報が公開されている
優良業者はホームページや会社情報や運営情報を公開しているものです。
反対にホームページもなく会社情報や運営情報も公開していない不用品回収業者は悪質業者の可能性もあり、トラブルが発生した際は連絡が取れなくなる場合もあります。
会社情報に関しては、住所や連絡先も記載されているか要チェックです。
酷いケースですと会社の住所の記載がなかったり、連絡先が架空だったりすることもあります。実在する住所や電話番号がきちんと記載しているか、必ず確認してください。
不用品回収業者を相場よりも安く利用するためのコツ
不用品回収業者を利用する際は相場に加えて、安く利用できるコツを押さえておくとお得に利用できます。
費用を抑えて不用品回収業者を利用したい方のために、9つのコツをまとめました。
繁忙期を避ける
不用品回収業者が忙しくなってくるのは、転勤や就学を機に利用される方が多い3~4月の引っ越しシーズンです。この時期になると予約が取りづらいうえに、価格も上がる傾向にあります。
少しでも安くサービスを利用するのなら、繁忙期を避けたりずらしたりして依頼しましょう。
買い取り依頼時は綺麗にする・付属品を揃える
不用品回収業者に買い取りを依頼するのであれば、事前に綺麗にしておきましょう。
あらかじめ綺麗にしておくことで、買い取り査定額が期待できます。
買い取りを依頼する際は、もし残っていれば説明書や付属品、箱もあるとなお良いです。
分別や袋詰めを行っておく
多数の不用品を回収してもらう際は、事前に分別や袋詰めを行っておくことで費用を安く抑えられることもあります。理由としては不用品回収業者の負担や作業時間を短縮することで、費用を抑えられるからです。
分別の際には紙とプラスチックなど素材ごとに分けたり、電化製品や衣類など種類ごとに分けたりしておくと良いでしょう。
相見積もりを行う
不用品回収業者を利用する際は、相見積もりを取るようにしましょう。
何故なら少しでも安い業者を見つけるためには、他社と比較する相見積もりが必要不可欠だからです。相見積もりを行う際は、できれば3社以上の比較を行いましょう。
3社以上の比較により、料金やサービス内容をしっかりと検討でき、ご自身に合った不用品回収業者が見つけやすくなります。
相見積もり時は、費用が極端に安い回収業者には要注意。サービスが悪かったり、後から追加料金が発生したりとトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。
ある程度自治体に出す
スケジュールに余裕がある場合は、一部の不用品を自治体の回収や、出せるものは通常のごみとして出しておくと料金が抑えられます。
不用品の数や内容、ご自身のスケジュールを加味して、一部の不用品は自治体に出してみてはいかがでしょうか。
事前に外に出しておく
一軒家などであれば、当日までに外に出せるものを出しておくと、不用品回収業者の作業時間が短縮でき、費用を抑えられます。
外に出すのが難しくても、2階にあるものを1階に降ろしておくだけでも良いでしょうただし、事前に外に出しておくと料金が安くなるかは不用品回収業者ごとに異なるため、事前に相談しておくと良いでしょう。
当日は作業を手伝う
不用品回収業者ごとに異なりますが、業者や交渉次第では当日の作業を自ら手伝うことにより、人件費を削減できる場合があります。
オプションを付けない
不用品回収業者は、回収以外の作業や特別な手間といったオプションが加わると料金が加算されます。
オプション例)
- ・不用品の解体
- ・回収後のクリーニング
- ・人員追加
- ・早朝や深夜料金
自分たちでやれる範囲はやり、オプションをなるべく付けないことで料金が抑えられます。
割引キャンペーンを使う
不用品回収業者の中には、時期によっては割引キャンペーンを実施していることがあります。割引キャンペーンの利用することで、通常料金よりも安く不用品回収業者の利用ができます。
依頼したい不用品回収業者が見つかったら、ホームページなどで割引キャンペーンが実施されているか確認しましょう。
不用品回収業者で相場より安い・無料と謳う業者は悪質業者の可能性も
不用品回収業者を利用する際はできるだけ安くしたいものですが、相場よりも明らかに安い料金や無料を謳う業者は悪質業者の可能性が大です。
後からさまざまな理由で料金を上乗せするだけでなく、依頼側が断れない状況を作って高額な利用料金を請求してきます。
不用品回収は処分などを行うためにはさまざまな費用が掛かるため、全ての工程を安い金額で行う・無料で行うことはあり得ません。
相場よりも安い・無料と謳う不用品回収業者は、注意しましょう。相場よりも安い・無料を謳う以外に悪質業者にありがちな点は、次の通りです
注意点 | 詳細・リスク |
---|---|
一般廃棄物収集運搬業がなく、取得している業者とも提供していない・古物商許可がない | 不法投棄や高額請求をされる恐れあり |
会社名を調べても見つからない、代表者や会社の住所がそもそもない、ホームページに記載されていない | 拠点を持たずに空き地などを利用して違法営業している |
見積書が曖昧・もらえない | 見積書を曖昧にしたり出さなかったりすることで、作業後に追加で高額請求をする |
口コミの評判が低い | 悪い評判の方が多い場合は避けるのが良い |
チラシやトラック巡回で無料を謳う | 後から高額請求の可能性がある |
電話番号が携帯電話のみ | 一概には言えませんが、拠点を持たず足付かないようにしている悪質業者の可能性がある |
もし悪質業者を利用してしまった場合は、下記の対応を行いましょう。
- ▼利用をやめる
- 相場よりも明らかに高すぎる料金を提示されたり、いきなり料金が倍になりぼったくりだと感じたりした際は、すぐに利用をやめましょう。
料金の支払い後は返金が難しいため、支払い前のキャンセルが肝心です。
キャンセルを申し出たはずなのに作業が進行するのは不法行為となるため、その時は恥ずかしがらず警察に連絡しましょう。 - ▼消費者センターに連絡
返金に応じない場合は、消費者センターに相談しましょう。その際は、下記の内容を伝えるとスムーズです。
- ・悪質業者の名前や連絡先
- ・やり取りした内容が記載された書類やメール
- ・領収書
- 消費者センターに適切な対応やアドバイスを貰うためには、上記に加えて被害を詳しく伝える必要があります。
- 各地域の消費生活センターは、こちらから調べられます。
⇒全国の消費生活センター
<不用品回収を利用するうえでのワンポイント>
不用品回収業者を利用する際は、やり取りや見積もりなどをメールや紙など形に残しておくと、万が一の際も安心です。やり取りを残したがらない不用品回収業者は、悪質業者の可能性が高いといえます。
まとめ
不用品回収業者の相場や、優良業者の選び方、安くするコツについてご紹介しました。費用相場を把握しておけば、不用品回収業者が絞りやすくなります。
気になる不用品回収業者が見つかった際は、まずは見積もりから始めることをオススメします。
不用品回収業者の多くは無料見積もりに対応しており、実際にいくらくらいかかるのかとあわせてスタッフの対応もチェックでき、信頼に値するのか確認できます。
今回ご紹介した不用品回収業者の費用相場を踏まえて、手が届く費用でかつ信用できる不用品回収業者に依頼して、不用品がなく部屋も心もスッキリとした生活を送りませんか?
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よくご相談いただく人気のエリア
新宿区・文京区・品川区・目黒区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・練馬区・板橋区・豊島区・大田区・府中市・小金井市・国分寺市・狛江市・調布市・日野市・三鷹市・八王子市・町田市・立川市・多摩市・西東京市・川崎市・横浜市・相模原市
よくお問い合わせ・ご相談いただく不用品の品目
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