目黒区で粗大ゴミを処分する際には、自治体に依頼する方法が一つの選択肢です。

しかし、粗大ゴミの基準や利用できる方法、手順や費用について、分からない点が多いかもしれません。

本記事では、目黒区で粗大ゴミの処分を検討している方に向けて、目黒区における粗大ゴミの基本情報や処分手順、手数料、依頼できない品目について詳しく解説します。

さらに、お得に処分する方法や、忙しい方でも効率よく簡単に処分できる方法についてもご紹介します。

目黒区の粗大ゴミの現状

目黒区における平成30年度から令和4年度における粗大ゴミ量の推移は、次の通りです。

参考元：目黒区「令和４年度目黒区のごみ量と資源回収量について」

目黒区の粗大ゴミ量は、令和元年度までは2,500トンを下回っていたものの、令和2年度からは3,000トンを超えるようになりました。

令和4年度は2,975トンと若干下がったものの、令和元年度以前に比べれば粗大ゴミ量は依然として多いのが現状です。

目黒区の粗大ゴミの中には、新品や新品と遜色がなくまだまだ使えるものも出されています。

そこで目黒区では、資源循環型社会の推進を図るべく、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を通じての不要品の譲り合いや、リユースショップの活用を提案しています。

その他にも、目黒区のHPに掲載しているリユースショップや後述するネットオークション・フリマアプリ、不用品回収業者などが行う買い取りサービスなどを利用して、捨てる前にリユースも検討してみてはいかがでしょうか。

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目黒区の粗大ゴミの基礎知識

粗大ゴミの処分を目黒区に依頼する前に知っておきたい、目黒区における粗大ゴミの基礎知識をまとめました。

粗大ゴミの基準

目黒区では、一辺の長さがおよそ30センチメートルを超えるゴミが粗大ゴミとなります。

主にサイズが大きなものや重量があるものが対象です。

なお、目黒区では粗大ゴミの対象となるアイテムを解体・分解しても粗大ゴミ扱いとなるため、注意しましょう。

処分方法

目黒区が行う粗大ゴミ収集は有料で、事前申込制です。

目黒区に粗大ゴミの処分を依頼する際は収集のみとなり、他の市区町村のように持ち込みでの粗大ゴミ受付は行っていません。

粗大ゴミの収集日

目黒区の粗大ゴミ収集は、地域ごとに収集の日程が設定されています。

お住まいの地域において該当する曜日で、かつ依頼できる日にちを申し込み時にお選びください。

目黒区の収集曜日一覧表

引用元：目黒区「粗大ごみの収集曜日」

注意点

目黒区では、収集依頼ができない粗大ゴミの品目があります。

これらの品目は、後述する別の方法で処分してください。

目黒区に粗大ゴミの収集を依頼する流れ

目黒区における、粗大ゴミ収集依頼の流れをまとめました。

ステップ1：申し込む

目黒区に粗大ゴミを収集する際は、下記2つの方法で申し込みましょう。

電話申し込み

目黒区の電話申し込みの詳細

申し込み先

目黒区 粗大ごみ受付センター

電話番号

03-5715-0053

受付時間

8:00～19:00

受付日

日曜日・年末年始（12月29日から1月3日まで）は除く

申し込み時に収集日と金額を伝えてくれますので、メモをしてください。
なお、収納家具類はサイズ（幅や高さ、奥行きのうち、長い2辺の合計）によって手数料が異なります。
事前に寸法を測っておくと、手続きがスムーズです。

インターネット申し込み

目黒区のインターネット申し込み先

申し込み先

目黒区 粗大ごみ受付センター インターネット受付

受付時間

24時間（メンテナンスを除く）

インターネットからの申し込みは、パソコンやスマートフォン、携帯電話から可能です。

インターネットから申し込めるのは、目黒区のインターネット申込品目一覧に掲載しているもののみとなります。

掲載されていないものは、改めて電話にてお申し込みください。

ステップ2：粗大ごみ処理券を購入する

申し込み時に粗大ゴミの処理料金が確定しますので、金額に応じた有料粗大ごみ処理券を購入しましょう。購入の際は総額ではなく、粗大ゴミごとの料金に応じた処理券を用意してください。

目黒区の粗大ゴミ処理券は、200円のA券と300円のB券の2種類になります。

これらの有料粗大ごみ処理券を組み合わせて、必要な金額に合った枚数を用意しましょう。

目黒区では、「粗大ごみ処理券取扱所場所」と表示されたスーパーやコンビニなどで購入できます。（詳細は後述）

ステップ3：粗大ごみ処理券を貼る

用意した粗大ごみ処理券は、それぞれに収集予定日と氏名か受付番号を記入してください。粗大ゴミごとに、金額分の粗大ごみ処理券を見やすい位置に貼り付けます。

記入漏れがあると回収されないため、収集予定日や氏名or受付番号は見やすくはっきりした文字で記入しましょう。間違った場合は二重線で消してから書き直します。

粗大ごみ処理券は金額が足りない場合も回収されないため、排出前に今一度金額を確認しましょう。

ステップ4：指定の場所に出す

収集日の当日になりましたら、朝8までに指定の場所へと粗大ゴミを出せば完了です。

注意点

インターネットで収集内容を変更したい時やキャンセルしたい時は、収集日の4日前まで可能です。

3日前以降の変更とキャンセルを行う際は、目黒区 粗大ごみ受付センターへ電話で連絡しましょう。

目黒区の粗大ゴミのインターネットからの申し込み方

目黒区で粗大ゴミをインターネットから申込む際の手順について、詳しく説明します。

目黒区 粗大ごみ受付センター インターネット受付のページを表示しましたら、該当する項目を選びましょう。

本記事では「新規申込」を例に説明していきます。

「新規申込」をクリックすると「お客様確認」のページが表示されますので、メールアドレスを2箇所入力し「送信」をクリックします。

ページが変わり、登録したメールアドレスが画面に表示されましたら、メールを開きましょう。

目黒区の粗大ごみ受付センターから送られてきたメール（tokyo-webadmin＠sodai-web.jp）にあるURLをクリックします。

「目黒区 粗大ごみ申込受付開始」の画面に変わりましたら、手順が表示されます。

内容を確認し、ページ下部にある「申込開始」をクリックしましょう。

排出品目選択から、順を追って登録していきます。

「排出品目・数量入力」の画面が出ましたら、赤丸で囲った「一覧から選択してください。」をお選びください。

なお、目黒区の粗大ごみ受付センターのインターネット申し込みは、1品目の総量が10個までとなっているため注意しましょう。

まずは「排出品目一覧」のページから、排出したい粗大ゴミの品目を選んでいきます。

粗大ゴミは「よく申込のある品目一覧から探す」だけでなく、「種別から探す」「カナで検索する」からも検索が可能です。

ページの下部に品目一覧が表示されます。

本記事では「カナで検索する」の欄にて、「ベッド」と直接入力して検索しました。

ページの下部に一覧が表示されますので、該当するものの一番左にある「選択」をクリックします。

本記事では「ベッド（シングルベッド：ベッドマットを除く）」を選びました。

該当する品目を選択すると、背景が黄色に・値段と粗大ごみ処理券の枚数が赤文字に変わります。

入力が完了したら、ページの真ん中にある「排出品目入力へ戻る」をクリックしましょう。

粗大ゴミの入力を終えると、「排出品目・数量入力」の画面に単価や数量、必要な粗大ごみ処理券の枚数が自動で入力されます。

粗大ゴミが他にもある場合は、同様の入力を行ってください。

入力が終わりましたら、ページ下部にある「申込者情報入力へ進む」をクリックしましょう。

画面が変わり「申込者情報入力」が表示されましたら、名前や連絡先、住所を入力していきます。

住宅形式や排出場所なども入力していき、完了しましたら「収集日選択画面へ進む」をクリックしましょう。

「収集日の選択」の画面が出ましたら、まずは真ん中にある「ここを押す」をクリックし、カレンダーを表示させます。

表示されたカレンダーを操作し、「○」が付いている日の中から都合が良い日を収集日としてお選びください。

収集日が自動で入力されますので、問題がなければ右下にある「確認画面へ進む」をクリックします。

「申込者情報」が表示されますので、氏名や住所などを確認しましょう。

画面をスクロールすると「排出品目情報」が表示されますので、選択した粗大ゴミの品目や単価、数量、粗大ごみ処理券の枚数を確認。粗大ごみ処理券に関しては、必要枚数をメモしておきましょう。

内容を確認し、オレンジ色の「確認しました」の左側にあるチェックボックスにチェックを入れ、右下にある「＜＜申込＞＞」をクリックすれば手続きが完了です。

目黒区の粗大ゴミの手数料

目黒区における粗大ゴミの手数料について、一部料金を必要な粗大ごみ処理券の枚数とともにご紹介します。

目黒区の粗大ゴミ手数料の一例

引用元：目黒区 粗大ごみ申し込み「排出品目一覧」

その他の品目の手数料に関しては、目黒区 粗大ごみ申し込みのページにある排出品目一覧からご確認ください。

目黒区の粗大ゴミ処理券の購入場所

目黒区に粗大ゴミを依頼する際に必要な有料粗大ごみ処理券（A券：200円、B券：300円）は、「粗大ごみ処理券取扱所場所」の表示のあるスーパーをはじめ、各取扱店やコンビニなどで購入できます。

目黒区の粗大ごみ処理券を取り扱うお店の一例

その他の店舗に関しては、目黒区のHPにある有料ごみ（粗大ごみ・事業系ごみ）処理券取扱所一覧のページにある、目黒区内の取扱店・コンビ二及び周辺区の取扱店の箇所からご確認ください。

コンビニ取扱所

目黒区内全域にあるコンビニの各店舗でも、粗大ごみ処理券を購入できます。（一部取り扱っていない店舗もあり）

区外の取扱店

目黒区の粗大ごみ処理券は、一部区外の店舗でも購入ができます。

引用元：目黒区「有料ごみ（粗大ごみ・事業系ごみ）処理券取扱所一覧」

区外の店舗で有料粗大ごみ処理券を買う際は、必ず目黒区のものを指定し、他の区の粗大ごみ処理券を購入しないようにしましょう。

目黒区の粗大ゴミ収集時のサポート制度

目黒区では該当者に限り、減免制度や運び出し依頼といったサポート制度の利用も可能です。

それぞれの対象者や詳細をまとめました。

減免制度

目黒区では下記に該当する方は、粗大ゴミ収集の減額・免除の制度が利用可能です。

目黒区の粗大ごみ受付センターへ電話で申し込み（03-5715-0053）、上記を受給していることを申し出ましょう。

減免の申請はオンラインでもできる

粗大ごみ手数料減免申請書が目黒区の粗大ごみ受付センターから送られた方は、減免の申請をオンラインで行えます。

⇒目黒区粗大ごみ手数料減額・免除申請フォーム

オンライン申請は、収集予定日の1週間前までに行いましょう。申請情報の入力とともに、受給者証などの画像をデータでアップロードします。

承認後は、目黒区清掃事務所から郵送にて粗大ごみ処理券が送付されます。

運び出し依頼

目黒区では、65歳以上の高齢者の方や障がいのある方で、なおかつ身近に協力してくれる方がいない場合は、粗大ゴミの運び出しを依頼できます。

条件に当てはまり、運び出しを依頼される方は目黒区の粗大ごみ受付センターへ電話にて（03-5715-0053）申し出ましょう。

清掃事務所が現場の確認を行い、運び出しができるかどうかチェックします。

条件に該当しない方は、目黒区のシルバー人材センターへ粗大ゴミの運び出しを相談することも可能です。（シルバー人材センターの粗大ごみ搬出は有料）

目黒区の粗大ゴミ収集では依頼できない品目

目黒区では収集依頼ができない粗大ゴミがあります。目黒区では収集できない品目を、それぞれの処分方法とあわせてご紹介します。

家電4品目

目黒区では家電製品の中でも、家電4品目に当たるエアコンやテレビ、冷蔵庫と冷凍庫、洗濯機と衣類乾燥機に関しては収集依頼ができません。

何故ならこれらの家電は家電リサイクル法に基づいて、メーカーが回収して資源として再利用しているからです。

家電4品目の対象となる家電は、以下の方法で処分しましょう。

処分方法

※1：家電リサイクル受付センターの申し込み先

※2：家電リサイクル指定引取場所

処分利用金

家電4品目を処分する際は、リサイクル料金と収集・運搬料金が必要です。

料金の支払い方法は2種類。

料金を支払う際は、家電リサイクル券自体の料金や振込み手数料がかかる場合もあります。

支払い方法の詳細は、申し込み先に確認しましょう。

リサイクル料金

一部メーカーはリサイクル料金が異なるため、詳細は財団法人家電製品協会　家電リサイクル券センターをご確認ください。

収集・運搬料金

収集・運搬料金に関しては、小売店や回収業者が個別に設定していますので、詳細は申し込み先でご確認ください。指定引取場所へ直接持ち込む際は、収集・運搬料金がかかりません。

家電4品目を2階から運び出す際や休日・夜間に対応してもらう際は、別途料金が必要となる場合もあります。

詳細は引き取り業者へご相談ください。

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パソコン

レアメタルをはじめ、貴重な資源が含まれているパソコンは小型家電リサイクル法や資源有効利用促進法に基づき、資源としてメーカーなどが回収を行います。

そのため、目黒区では粗大ゴミとして収集を行っておりません。目黒区にお住まいの方がパソコンの処分を行う際は、下記の方法をお選びください。

処分したいパソコンが自作の場合や日本から撤退したメーカーや、メーカーがわからない場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会へ問い合わせましょう。

▼一般社団法人パソコン3R推進協会の連絡先

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その他の目黒区では処分できないもの

その他の危険なものや適正処理が困難なものは、以下の方法で処分しましょう。

参考元：目黒区「区では収集できないもの」

事業活動で生じた粗大ゴミ

事業活動で生じた粗大ゴミは、目黒区へ収集依頼ができません。家庭から出た粗大ゴミとは取り扱いが異なるため、専門の業者に処分を依頼する必要があります。

専門業者が分からない場合は、不用品回収業者を利用するのも選択肢の一つです。

目黒区の粗大ゴミ収集以外に押さえておきたい5つの処分方法

目黒区の粗大ゴミ収集はリーズナブルで便利ではありますが、収集日が自由に選べない・NGの品目があるなどのデメリットもあります。

目黒区で粗大ゴミを出す際に自治体以外にも押さえておきたい、お得な処分方法や効率的な処分方法を5つご紹介していきます。

【1】リサイクルショップ

自分にとっては粗大ゴミでも、手放したいものがまだまだ状態が良い場合はリサイクルショップに売るのはいかがでしょうか。

リサイクルショップは成立すれば手数料を支払わず粗大ゴミが処分でき、わずかながらも収入となるためお得です。

リサイクルショップを利用する際、出張買取を行うところを利用すれば、大きいものや重いものを持ち運ばなくて済むため便利です。

状態が良い粗大ゴミを手放したい時は、リサイクルショップの利用をご検討ください。

目黒区のリサイクルショップの一例

【2】買い取り専門店

リサイクルショップよりも適正な価格で買い取ってもらいたい方や、貴金属・ブランド品・骨董品・お酒をはじめ価値がある粗大ゴミ品を手放したい時は、買い取り専門店もよいでしょう。

買い取りのプロが手放したいものの状態や相場を見て精度の高い査定をするため、適正価格で手放すことができ、収入も期待できます。

買い取り専門店は取り扱うものや得意なものが、お店によって異なります。

手放したい粗大ゴミに合わせて店舗を見極めたら見積もりを出し、高価買取を行ってくれるところに依頼しましょう。買い取り専門店はリサイクルショップと同じく、出張買取を行うところもあります。

手放したいものの数が多い時や大きいもの・重さがあるものを買い取ってもらいたい時は、出張買取を利用すると便利です。

目黒区の買い取り専門店の一例

【3】ネットオークションやフリマアプリ

時間や手間をかけてでもご自身が納得のいく価格で粗大ゴミを手放したい時は、ネットオークションやフリマアプリを利用するのも一つの方法です。

スマホ一つでも始められ、手放したい粗大ゴミの種類や需要によっては高値での売却も期待できます。

ネットオークションやフリマアプリや手軽に始められますが、他の方法よりも手間が掛かるうえ、確実に手放せるわけではありません。
ネットオークションやフリマアプリは、手間をかけられるだけでなく時間に余裕がある際に利用するとよいでしょう。

【4】友人や知人に譲る

処分したい粗大ゴミを欲しがる知人や友人がいれば譲ってみてはいかがでしょうか。

知人や友人に譲れば処分費用が掛からず、大切にしていたものを使ってくれます。

譲る方法は声を掛ける以外にも、ジモティーなどの掲示板を利用することで広範囲に欲しい人を募ることも可能です。

友人や知人に譲ることは費用が掛かりませんが、ネットオークションやフリマアプリと同じく時間が掛かり、確実性がない方法です。

ネットオークションやフリマアプリと同様、時間の余裕がある時に実践しましょう。

【5】不用品回収業者

「目黒区では収集していない粗大ゴミも任せたい」
「急ぎで粗大ゴミを処分して欲しい」
「お金を払ってでも手間をかけず、丸投げしたい」

上記に当てはまる方は、不用品回収業者がおすすめです。不用品回収業者は最短で当日の依頼もでき、素早い処分が可能となります。

また、目黒区では収集していない家電4品目やパソコンなどもまとめて依頼ができます。

費用は掛かるものの、分別から運び出しまで行ってくれるため、当日は労力なしで粗大ゴミの処分が可能です。

不用品回収業者はスピーディーな対応も可能なため、引っ越しまで時間がない時や、目黒区の粗大ゴミ収集日では間に合わない時にも頼りになります。

不用品回収事例

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不用品回収業者の便利な点

不用品回収業者は他の方法と比べて費用が掛かりますが、その分便利な点が挙げられます。

目黒区では収集不可のものも依頼できて便利

不用品回収業者では、目黒区で収集不可となる家電4品目やパソコン、処理が困難なものも依頼ができて便利です。

粗大ゴミが複数あり、かつ家電4品目やパソコンなども処分したい場合は、目黒区に依頼するとなると粗大ゴミごとに処分先を探して手続きをする手間が必要となります。

不用品回収業者なら粗大ゴミごとのために処分先を探す・手続きを行うといった手間がないため、スムーズな処分が可能です。

分別は運び出しもやってくれるので便利

不用品回収業者は回収だけでなく、分別や運び出しまで行ってくれるため便利です。

通常は粗大ゴミを出す際に分別を行ったり、当日朝8時までに指定の場所まで運び出したりしなくてはなりません。

特に運び出しは、重いものや大きなもの、2階以上から運び出す際は一苦労です。

不用品回収業者なら手間のかかる分別や労力のかかる運び出しも行ってくれるため、面倒な手間や体の負担なく粗大ゴミが処分できるのが強みです。分別や重労働の運び出しから解放されます。

依頼者側の都合が良い時に利用できて便利

不用品回収業者は目黒区とは異なり、依頼者側の都合が良い日に回収しに来てくれるため便利です。

都合が良い日だけでなく早朝や深夜、タイミングが合えば即日の依頼も可能となります。待たずに粗大ゴミを処分できるだけでなく、急ぎで処分したい時も頼りになります。

回収と併せて買い取りも依頼できて便利

目黒区に粗大ゴミ収集を依頼する時は、収集NGの粗大ゴミは別で買い取り先を探さなくてはいけませんが、不用品回収業者であれば買い取りも一緒に依頼できるのが便利です。

不用品回収業者なら買い取り先を改めて探す・ネットオークションやフリマアプリのように出品をするといった手間と労力が必要なく、価値のある粗大ゴミを楽々手放せます。

買い取り金額は不用品回収の費用に充てることで、お得に利用できるのも嬉しいポイントです。

一度に片付けられて便利

不用品回収業者は一度の依頼で個数の制限がなく、粗大ゴミを一気に片付けられるのが便利です。

研修や経験を積んだプロのスタッフが回収を行ってくれるため、粗大ゴミの数が多くても基本的には1日で片付けが可能となります。

粗大ゴミの量が多いだけでなく、忙しくて粗大ゴミ処分に時間がかけられない方や、そもそも片付けが苦手で不用品がたまりがちな方にも、一度に片付けてくれる不用品回収業者はおすすめです。

処分のための下準備も必要なく、1日で粗大ゴミを処分できます。

不用品回収業者の注意点

便利な点が多く、いざという時に頼りになる不用品回収業者ですが、残念ながら悪徳業者も少なからずいるのが事実です。

目黒区でも、違法な不用品回収業者に関する注意喚起がHPに掲載されています。

インターネットやチラシなどで、ご家庭から出る粗大ごみの回収について、即日回収、無料回収などと宣伝している業者（いわゆる不用品回収業者）に引き取りを依頼したところ、高額な料金を請求された等のトラブルに巻き込まれる被害が後を絶ちません。

引用元：目黒区「違法な不用品回収業者にご注意ください」

不用品回収業者を利用する際に注意すべき6つのポイントを解説します。

【1】「無料」を強調する

チラシをはじめ、「無料で不用品を回収します」などと記載し、『無料』を強調する不用品回収業者には依頼しないでください。

何故なら、そういった業者は後から別の名目を付けて、無料ではなく高額請求を行うケースが多いからです。

「無料」と聞くと魅力的に思えますが、不用品回収は基本的に全ての工程を無料で行うことは不可能です。

見積もりまでの無料は問題ありませんが、見積もり以外の工程を「無料」と強調する業者には依頼しないでください。

【2】許可を得ていない

不用品回収業者は、許可を得ているかどうかホームページなどでチェックしましょう。

不用品回収業者なら、一般廃棄物収集運搬業許可もしくは古物商許可どちらかの保有が必要です。

悪徳業者の中には「リサイクルだから許可がなくてもいい」などと言う業者もいますが、実際はそのようなルールはありません。

許可を得てない不用品回収業者は不法投棄や不法輸出を行う可能性があり、例え業者が悪くても依頼してしまうと「知らなかった」では済まず、依頼者側も責任を問われることもあります。

不用品回収業者を利用する際は許可を得ているかどうか、必ずチェックしてください。

なお当社くまのては、勿論、下記古物商許可を取得しております。
↓
東京公安委員会 第308781904820号

【3】住所や連絡先が曖昧

住所や連絡先が曖昧な不用品回収業者は、依頼を避けましょう。

優良な不用品回収業者は、会社や事務所の住所、連絡先をきちんと書いているものです。

住所や連絡先を曖昧にしている業者は、足がつかないようにあえてわかりづらくしている可能性もあります。

トラブルを避けるためにも、住所及び連絡先が曖昧な業者には依頼しないでください。その他にも、会社のホームページがない業者も避けるのが無難です。

【4】街の中をトラックで巡回している

街の中をトラックがゆっくり巡回している業者も、依頼するのはやめましょう。

その理由は、街の中を巡回している不用品回収業者は許可を得ていないケースが多々あり、依頼するとトラブルに発展することが少なくないからです。

無料を強調する業者と同じく、街の中をトラックで巡回する業者は安価や無料と伝えていたのに、積み込み後に高額請求をする・不法投棄をするというケースがあります。

トラックで巡回している業者は、優良な不用品回収業者のように会社や事務所といった場所を持たず・明示せずに営業しているため、足がつきにくいです。

そのため、悪徳業者である可能性が高くなります。トラブルを避けるためにも、街の中をトラックで巡回する業者には依頼しないでください。

【5】突然やって来る

アポなしで突然家にやって来る業者は、悪徳業者である可能性が高いため注意しましょう。

突然やって来る業者は、人が少ない日中や高齢者世帯を訪問します。

アポなしで来る業者は一度家に入れると押しが強く、依頼すると高額請求をして来たり、最悪の場合は強引に家財を持ち出したりもします。そもそも、優良な不用品回収業者はアポなしで来ることは絶対にありません。

突然やって来る業者は信用せず・話に耳を傾けず、家に入れずに断りましょう。

【6】事前の見積もりを行わない

不用品回収業者に依頼する際は、事前の見積もりを行わないところに依頼するのは避けるべきです。何故なら、見積もりを行わないことで費用を上乗せしていき、高額請求を行うからです。

また、悪徳業者は口頭だけで済ませて、証拠に残るようなメール・書面に見積もりを残さないケースもあります。

優良な不用品回収業者は事前の見積もりを行い、その内容をメールや書面などで残すものです。

悪徳業者かどうか見分けるためにも、事前の見積もりをきちんとしてもらい、メールや書面などで提示してもらうようにしてください。

まとめ

目黒区で少量の粗大ゴミを処分する場合、自治体に依頼するのが最もリーズナブルです。

ただし、手間を省きたい場合や運び出しを任せたい場合、また急いで処分したい場合には、不用品回収業者の利用がおすすめです。

不用品回収業者は目黒区の自治体よりも迅速に回収を行い、自治体では処分できない品目も対応してくれます。さらに、分別や運び出しもすべて任せられるので、非常に便利です。

費用が気になる方は、まずは無料見積もりを利用して、予算感を把握することをおすすめします。

本記事で紹介した方法を参考に、ご自身に合った粗大ゴミ処分の方法を選んでみてください。

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